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2007年6月22日 (金)

チャイコフスキー、コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 /ムター

Mutter アンネ・ゾフィー・ムターが、夫のアンドレ・プレヴィンのサポートのもと、自分たちのやりたいように演奏したようなCDだ。評価は人によって大きく違うと思うが、私はこの2曲の演奏はとても好きだ。ムターさんて、死別した前夫も父親みたいに年がはなれていたが、プレヴィンさんとも2回り以上年が離れている。要は、パートナーがうんと年上の人でないとダメなようだ。

このCD、特にコルンゴルトの方は良く聴く。コルンゴルトは、映画音楽の作曲家として有名であったが、近年、非常に再評価されている人である。私がこの人の正統なクラシック音楽に初めて触れたのは、オペラ「死の都」であった。22歳で書いたとは思えない完成度、そしてその美しさに魅了された。このめったにおめにかからないヴァイオリン協奏曲を録音しようとしたのは、ムター本人の強い希望があったらしい。ムター自身、ティーンエイジャーの頃、ハイフェッツの演奏したこのコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲をLPで愛聴していたのだそうだ。この曲はどぎつく甘い感じはあるものの、美しく官能的に感じる部分がたびたびある。20世紀に書かれたヴァイオリン協奏曲の中でも優れたものだと評価が定まるのも、そう先のことではないように思う。

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