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2007年6月14日 (木)

カマロン、パコ・デ・ルシア/コラボレーション

Elcamaron フラメンコには、ギターが主役のもの(フラメンコギター)と歌が主役のもの(カンテ・フラメンコ)と踊り(バイレ・フラメンコ)が主役のものがある。これは、1969年のまだ若きエル・カマロン(カンテ)とパコ・デ・ルシア(ギター)の競演のカンテ・フラメンコだ。

ある高名なフラメンコギタリストは、一人前のフラメンコギター奏者になるためには、カンテの伴奏を20年、踊りの伴奏を20年を経ないと無理だ、と言っている。エル・カマロンはすでに他界した。パコ・デ・ルシアは、この後、フュージョンやジャズの要素をフラメンコギターに取り入れ、良くも悪くもフラメンコという音楽自体を大きく変貌させてしまった。私は、人間の感情をもろに感じる昔の素朴なフラメンコの方が好きだ。

パコ・デ・ルシアのギターは70年代までのものと、デ・メオラやマクラフリンとの競演のスーパーギタートリオの後の80年以降では大きく違う。昔のフラメンコ好きから言わせれば、今のポピュラー化されたフラメンコはフラメンコではないような気もする。

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