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2007年7月30日 (月)

モーツァルト ポントの王ミトリダーテ/ルセ、レ・タラン・リリク

20070727150801 ポントの王ミトリダーテは、モーツァルトが14歳の時に書いた初めてのオペラである。14歳といえば現代では中学生である。この演奏を聴くと、モーツアルトはすでに自分の作曲技法をほぼ確立しており、純粋にオペラ作品として鑑賞する場合でも、本当に素晴らしいオペラであることがわかる。とても14歳の少年が書いたものとは思えない。だから天才と言われるのだと思うが。

レ・タラン・リリクは、フランス・リヨンの古楽器によるオーケストラで、ルセはまだ当時新進の若い指揮者であった。歌手陣は豪華で、主役級にはサッバティーニ、バルトリ、デッセイ、アサワという当代の第一人者たちが競演し、端役にも、ピオーなど素晴らしいソプラノを配していて、これといった欠点が無い。この演奏の古楽器のハーモニーと声の饗宴はハマルと抜けられない。

モーツアルトのオペラで特に有名なものは、喜劇性の強いオペラ・ブッファが多いが、これは、オペラ・セリアである。この作品、これからもっと見直されるに違いない。

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