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2007年8月 8日 (水)

バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ/ポッジャー

20070801115426 このCDは、普通のヴァイオリンでなく、バロックヴァイオリンともいわれる古楽器で演奏されたものである。バッハが作曲した当時のヴァイオリンと現在普通に弾かれているヴァイオリンは、ちょっと違う。

当時のヴァイオリンは今のものよりこまが低く、弓は細く華奢で、奏法も異なりビブラートをかけないで弾くのが一般的だ。ピッチもかなり低い。今のヴァイオリンは大きなホールで大勢の観客が聴くことが出来るように、当時のものより大きな音が出せるように改造されている。ストラリバリウスのような当時作られた楽器も、年代を経て改造されているのだ。

ダイナミックな表現とかメリハリを付け緊張感を出す演奏は、現在のヴァイオリンの方が得意だが、繊細な音色や美妙なニュアンスなどは古楽器の良さだ。バッハは、本来、こういったバイオリンを想定して作曲したのであるから、こういうのも聴いて見ると面白く、この曲の別の魅力が浮かび上がる。ポッジャーのこの演奏は、優れたテクニックに裏付けられて、とても良い演奏である。また、CDというメディアは古楽器の音色に合うように思う。

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