« CARPENTERS GREATEST HITS XRCD2 | トップページ | オスカー・シュトラウス  ワルツの夢/マッテス »

2007年9月28日 (金)

ロルツィング 水の精 /ヘーガー

P1010001 ロルツィングのオペラは、ドイツ以外ではほとんど上演される機会がない。オペラの中でもC級で、わざわざこれを中古LPで買ってまで聴く人はそうは居ないだろうと思う。

このLPセットは美しいローテンベルガーの写真による半ばジャケ買いであるが、それだけではない。タイトルロールのアンネリーゼ・ローテンベルガー、ペーター・シュライヤー、ニコライ・ゲッダ、ヘルマン・プライなど充実したキャスト、指揮は、戦前にR・シュトラウスの「薔薇の騎士」をロッテ・レーマン、エリザベート・シューマンらと録音したロベルト・ヘーガーである。

さらに、1970年前後の西ドイツ・エレクトローラのドイツ物のオペラ、オペレッタ録音のLPレコードは録音も良く素晴らしいものが多いので期待せずにはいられない。状態の良い中古盤3枚セットで¥1000だった。この録音はEMIミッド・プライスシリーズで2枚組のCDとして90年代に復刻されたが、現在でも入手できるかどうかわからない。新品のCDなら¥2000はするので、このLPの方がどう考えてもお得だ。

日本では蓄音機と犬のマークはビクターの商標なのでP1010002 、本来のレーベルは青色で黒の縦長長方形「EMIと犬マーク」だが、この盤はODEONのシールで蓄音機と犬のマークを隠している。70年代初め頃に新品の輸入盤として販売されたものと思われる。第一次オイルショック前のプレスであるので、盤も厚く音質も非常に良く、国内の東芝EMIのものとはかなり差があるように思う。ボックス周囲は布貼りで高級感のある装填である。昔のLPはお金をかけて作っていた。何せ高額商品だから。

歌手陣は男声が特に良いし、オーケストラも合唱もこのオペラの魅力を充分に伝えるものである。愛聴盤の1つに加わりそうだ。

|

« CARPENTERS GREATEST HITS XRCD2 | トップページ | オスカー・シュトラウス  ワルツの夢/マッテス »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« CARPENTERS GREATEST HITS XRCD2 | トップページ | オスカー・シュトラウス  ワルツの夢/マッテス »