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2007年9月 3日 (月)

マーラー交響曲9番/ジュリーニ・シカゴ交響楽団

P1010002 これも、アナログ時代の名盤である。CDでも発売されているが、CDだとこの演奏の本当の良さはわかりにくいように思う。

ショルティが振ると金管ブリブリのやや派手目に鳴るオーケストラが、ジュリーニの手にかかるとその音色やバランスががらっと変ってしまい、しなやかで美しい響きをかもし出す。しなやかで美しい響きというのなら、この曲の録音では他にも沢山あるだろうが、何しろゆっくりとしたテンポの中で緊張感を失わず、ピアニシモで指揮者がいかにエネルギーを使ってオーケストラの奏者を抑制させているのかがわかるほど緊張感を持続しているのである。残念なことに拙宅の環境では、CDだと指揮者がエネルギーを使ってオーケストラの奏者を抑制させているという物凄い緊張感がかなり薄まってしまって、凡演にしか聴こえないような感じなのだ。

このLPも西ドイツの初版、つまりオリジナル盤である。国内盤のLPと違って、厚手のボックスに入っている。昔は国内盤を持っていたが、西ドイツ盤を手に入れて処分した。国内LP盤だとやや高域低域の両端がないようでややぼけたように聴こえる。

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