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2007年10月 5日 (金)

悲劇のヒロイン(フランス悲劇オペラ・アリア集) /ジャンス

20070927085707 このCDは、17世紀後半から18世紀前半のおよそ100年の間に作曲された、カンプラからグルックまでのフランスの悲劇的オペラのアリアばかりがおさめられている。この時代は、フランスのオペラの発展期であり、華やかな王朝時代と重なる。

ヴェロニク・ジャンスは、もともとバロックを得意とするフランスのソプラノで、バックのオーケストラもクリストフ・ルセ指揮:レ・タラン・リリクというフランスの古楽器オーケストラである。

リュリ:『アルミード』より序曲、パッサカリア、ほか
カンプラ:『ヴェネツィアの謝肉祭』より
ラモー:『イポリトとアリシー』より第3幕への前奏曲、シャコンヌ、ほか
ラモー:『カストルとポルクス』より「悲しい支度、青白いたいまつ」、シャコンヌ
ラモー:『詩神ポリムニの祭』より
カサネア・ドゥ・モンドヴィユ:『イスベ』より
ロワイエ:『ザイード』より
ロワイエ:『愛の力』より
ルクレール:『シラとグロキュス』より序曲、ほか
グルック:『オーリードのイフィジェニー』より
グルック:『アルミード』より

洗練されたきらびやかなフランスらしい古楽器独特の美しさの中に、悲劇的な情緒を感じさせる好唱である。LPの時代までは、このような曲目を古楽器オーケストラをバックに歌っているような録音はほとんど無かった。CDの時代だからこそ聴ける音楽である。

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