« リーチング・フォー・ザ・スカイ/ルネ | トップページ | ワーグナー パルジファル クナッパーツブッシュ 1962年バイロイト・ライヴ »

2007年11月13日 (火)

ワーグナー ワルキューレ第1幕/クナッパーツブッシュ ウィーンフィル

P1010002 ここ数日、ポピュラー・ジャズ系のものばかりで、しかもオーディオ向けの盤だったので、古の名録音のLPを取り上げる。このLPは、英国プレスのステレオ盤で米国初出の俗に言うパンケーキ盤と呼ばれる外溝の盤で、通常のデッカ・ロンドン英国プレスの中溝ステレオ盤より厚くて重い。ボックス裏は、ブルーバックと呼ばれる水色をしているもの。

P1010003この録音は、フラグスタートのジークリンデ、スヴァンホルムのジークムントという現代では考えられない歌手によって歌われているのと、ワーグナーを得意としたクナパーツブッシュが指揮をしていることで、いまだに輝き続けているものである。モノラル盤は先行発売されたと思うがこのステレオ盤は1958年頃発売された。 米LONDON OSA1204

P1010007 キングレコードが1980年代終わりごろ発売したスーパー・アナログ・ディスクでも持っている。両者の音質比較は、発売時期が30年も異なるので簡単ではない。まず、拙宅のレコード・プレーヤーでは、IKEDA9EMPLの付いたDENON DP100+SAEC WE8000ST改では、上の米国初期盤は全く持って満足に鳴らない。Fレンジが狭く高域は伸びきらずまるで粗末なAMラジオのように鳴ってしまう。ところが、オルトフォンSPU-GやDENON DL-103の付いた、MICRO SX777L+SME3012R改では、ぶ厚くしなやかな実体感のある音になり、水を得た魚のように良い具合になる。逆にキングのスーパー・アナログディスクは、Fレンジが広く、特に低域が締まりながら良く下まで伸びるような前者の装置の方が具合が良い。総合的には、丸針のカートリッジで初期盤を聴く方が、ハイテクカートリッジでスーパーアナログディスクを聴くより数段良い音であるように思う。

私が、2種類のレコードプレーヤーを持ち、常用のカートリッジも古い丸針のものと新しいFレンジの広いハイテクカートリッジを使いわける理由は、このような製造された時代が様々なLPレコードを、1台で全部満足に聴こうと思うのに無理があるからだ。

尚、このレコードに関しては、世界的なDECCA LXT(デッカのモノラル盤)のコレクターであるkitagawaさんのホームページ

暇な人・・・kitagawaDECCAページ

に、モノラル盤も含め、各国の初出盤から再発盤までが、多数載せられている。http://www17.ocn.ne.jp/~himahito/

http://www17.ocn.ne.jp/~himahito/kuna_wag_wal.html

|

« リーチング・フォー・ザ・スカイ/ルネ | トップページ | ワーグナー パルジファル クナッパーツブッシュ 1962年バイロイト・ライヴ »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« リーチング・フォー・ザ・スカイ/ルネ | トップページ | ワーグナー パルジファル クナッパーツブッシュ 1962年バイロイト・ライヴ »