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2007年12月 4日 (火)

J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータより(リュート版)ホセ・ミゲル・モレーノ他

20071128152120 このCDは、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ1番とパルティータ2番をバロック・リュートで弾いているもの。

このCDは普通のCDにはない特徴がある。

1)独奏者がバロックリュート用に自ら編曲した。昔、イエペスがギターで弾いた、無伴奏ソナタとパルティータ全曲のLP(アルヒーフ)を持っていたことがあるが、これともだいぶ違うようである。

2)無伴奏ヴァイオリンソナタ1番とパルティータ2番の全曲以外に、エマ・カークビー(ソプラノ)、カルロス・メーナ(カウンターテナー)が参加し、パルティータ2番のシャコンヌを伴奏にして、『キリストは死の縄目につながれたり』というシャコンヌ=トンボーを歌っているトラックがある。これがなかなか良い。

3)プロデューサー、レコーディング・エンジニアを独奏者が兼ねている。

すなわち、演奏家が自分で企画し、自分でマイクセッティングし、自分で録音機のスイッチを入れて録音している可能性が高い。特に歌手が参加していない1人で弾いている部分は間違いなくこういったもので、非常に音質の良いワンポイント録音である。そういった意味で、このCDはオーディオマニアに強力にお奨めする。

ホセ・ミゲル・モレーノは、ギター、テオルボ、リュートなどの名手で、実際このCDでもかなりの名手ぶりを聴かせる。それでいて、オーディオや録音技術に対しても造詣が深いようである。まず、このCDのジャケ写真を見ると、笑っちゃいますね。電源コードやプラグなど、およそ音楽とは関係ないものだから。GLOSSAはスペインのマイナーレーベルだが、かなり音質の良いCDがある。

CD番号    GLOSSA GCD P30107

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コメント

いつぞやはLP件でお世話になりました。
おかげで、ADが中心になり今年はほとんどCDを買っておりません。
このCDのようにお勧めと思えるCDをこれからも紹介していただけると有難いです。
ちなみに同一内容と思われるものを所有しておりまして、GCD 920107 紙ジャケでWillem Kalfの静物画が表紙です。

投稿: ASA | 2007年12月 5日 (水) 18時12分

自分自身が身銭を切って購入したものについて、印象を正直に書くつもりです。録音が2002年ごろですので、この盤は再発です。

こちらでご紹介したものも、同様に良いものです。
http://www.geocities.jp/asd2251sxl2001sax2251/cdkonyunikki1.htm

ロベール・ド・ヴィゼ 1650-1732 テオルボ曲集
                  ホセ・ミゲル・モレーノ 
                    GLOSSA GCD2K0104 1995年録音

投稿: 黄金のアンコール | 2007年12月 5日 (水) 18時29分

×録音が2002年ごろ
○録音は1998年

済みません。間違えました。

投稿: 黄金のアンコール | 2007年12月 5日 (水) 18時37分

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