« バッハ トッカ-タ Vol.1、Vol.2/グールド | トップページ | ヴェルディ トロヴァトーレ/エレーデ、モナコ、テバルディ、シミオナート他 »

2008年1月12日 (土)

アルルの女 全曲版

20070526132120 このCDは以前、掲示板でご紹介したが、埋もれてしまいいずれ消えてしまうので、こちらにもご紹介する。

このCDはもう廃盤なんだろうか?

1998年発売の2枚組「アルルの女」全曲盤  仏VALOIS V 4389

アルルの女は「組曲版」が有名で、ほとんどの録音は組曲版のものだ。これは、珍しい全曲盤である。でも、第二組曲の方は、ビゼーの死後編曲されたもので本来「アルルの女」に出てこない曲も入っている。フルートとハープの旋律が美しいメヌエットは「美しきバースの娘」というオペラからの転用であるので、本来、「全曲版」にはこのメロディーは入っていないが、このCDでは、3幕冒頭のトラックに、マルゴワールがサービスで逆編曲版を入れてくれている。「美しきバースの娘」のオペラ全曲盤も持っているので、これもそのうちにご紹介しようと思う。

劇としての「アルルの女」のあらすじはこんな具合である。

南フランスの豪農の息子フレデリにはヴィヴェットという許嫁がいるのだが、アルルの闘牛場で見かけた美女に心を奪われてしまう。日に日に衰弱していく息子を見て、フレデリの母はアルルの女との結婚を許そうとする。それを聞いたヴィヴェットがフレデリの幸せのためならと、身を退くことをフレデリの母に伝えるが、ヴィヴェットの真心を知ったフレデリは、アルルの女を忘れてヴィヴェットと結婚することを決意する。

2人の結婚式の夜、牧童頭のミチフィオが現れて、今夜アルルの女と駆け落ちすることを伝えるが、物陰からそれを聞いたフレデリは嫉妬に狂い、祝いの踊りファランドールがにぎやかに踊られる中、機織り小屋の階上から身をおどらせて自ら命を絶つというお話だ。

アルルの女という題が付いているが、アルルの女自身はこの物語には登場しない。また、劇に付随する音楽であって、オペラではない。

|

« バッハ トッカ-タ Vol.1、Vol.2/グールド | トップページ | ヴェルディ トロヴァトーレ/エレーデ、モナコ、テバルディ、シミオナート他 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« バッハ トッカ-タ Vol.1、Vol.2/グールド | トップページ | ヴェルディ トロヴァトーレ/エレーデ、モナコ、テバルディ、シミオナート他 »