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2008年3月

2008年3月31日 (月)

メンデルスゾーン、ブルッフ ヴァイオリン協奏曲/五嶋みどり、ヤンソンス、ベルリンフィル

20080319140646 このCDは、2002年と2003年にベルリンのフィルハーモニーでライブ録音されたもので、21世紀の超名演とも言える素晴らしい演奏がおさめられたものであり、録音もライブの不利を感じさせない。

まず、ミドリのヴァイオリンは音楽に乗って、ある時は軽やかに、或る時はシックに、ある時は力強く奏でられ、ノリの良い演奏とはかくあるものよ、と言わんばかり。ミドリさん、こんな素晴らしい演奏を有難う、ワタシはもう脱帽です!ヤンソンス指揮のベルリンフィルも独奏者の演奏をしっかりと支え、全く隙がない演奏だという印象。

このCDはこういう代物です。こいつはミドリファン以外の人にも聴いて欲しい。超お奨め盤です。

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2008年3月29日 (土)

ジャニーヌ・ヤンセン

20080319140518 このCDは、オランダのヴァイオリニストであるジャニーヌ・ヤンセンのDECCAデビューアルバムで、2003年の発売のもの。

内容的には、クラシックの小品や映画音楽などよりどりみどりに曲が集められている。V.ウィリアムス「揚げひばり」やサン・サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」など中々の好演であるし、映画「シンドラーのリスト」のテーマも良い。

ジャケ写真が小さくて申し訳ないが、この人、かなりの美人である。ただそれだけではなくて、若手女流ヴァイオリニストの中でも、かなりの実力があるとみた。

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2008年3月28日 (金)

R・シュトラウス「アラベラ」全曲/カイルベルト、デラ=カーザ、ローテンベルガー、F=ディースカウ

20080319140218 これが、昨日紹介したLPの復刻CDである。

ジャケット写真が、水の入ったグラスを持った女性である。

これは、終幕近く、マンドリカのふるさとの婚約の習慣にのっとって、アラベラが泉から水を汲んだグラスを差出し、それをマンドリカが飲み干しす場面がある。その場面のモチーフであろう。しかし、この写真の女性はデラ=カーザではない。

ドイチェ・グラモフォンのアナログ時代の復刻CDは、THE OLIGINALSのシリーズには良いものも多いが、この復刻盤は西独のオリジナルに近いLPレコードと比べると音が全体に薄っぺらで気に入らない。しかし、2枚組におさめられ価格も安いし音楽的内容は良いので音楽ファンにはお奨めしたい。私も、つまみ食いするように聴く場合には、このCDの方がLPよりも稼働率は高い。

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2008年3月27日 (木)

R・シュトラウス「アラベラ」全曲/カイルベルト バイエルン国立歌劇場

P1010001 このLPレコードは、ヨーゼフ・カイルベルト指揮、バイエルン国立歌劇場の「アラベラ」全曲盤で、タイトルロール リーザ・デラ=カーザ、マンドリカ              ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、ズテンカ  アンネリーゼ・ローテンベルガーという当時の理想的なキャストで録音されたもので、このオペラの全曲盤では、先にも後にもこの盤を上回るような録音がない。特にフィッシャー=ディースカウのマンドリカは絶品だし、デラ=カーザやローテンベルガーもステキだ。

P1010002_2 レーベルはチューリップ・リムと呼ばれるものだが、60年代後半の第二版でオリジナル盤ではない。しかし、音質的には満足できるものだ。

1963年の録音であり、時代的にもR・シュトラウスがこのオペラを作曲してから30年ちょっとしか経っておらず、生前の作曲者を知っている演奏家がまだ沢山居たころのものだ。

「アラベラ」は、R・シュトラウスが「薔薇の騎士」よもう一度、という感じで晩年になって書いた美しい曲の多いオペラである。あらすじは、こんな感じだ。

舞台は1860年代のウィーン、貧乏なヴァルトナー伯爵一家には、2人の娘が居た。姉アラベラは娘として育てられるが、妹ズテンカは養育にお金がかかるので男の子ズテンコとして育てられている。父親はこの美貌の姉娘をお金持ちに嫁がせたく写真をクロアチアの旧友マンドリカに贈るがすでに亡く、相続人の若い甥がアラベラに見初め、やってきて結ばれるまでのドタバタ劇。一方、男の子ズテンコとして育てられたズテンカは、アラベラを好きでしかたがない友人のマッテオに恋焦がれていた。結局、ドタバタの末、マッテオと結ばれる。

R・シュトラウスの「薔薇の騎士」は、モーツァルトの「フィガロの結婚」に対比されるが、「アラベラ」は「コシ・ファン・トゥッテ」に対比される。

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2008年3月26日 (水)

R・シュトラウス 「薔薇の騎士」「アラベラ」から 二重唱集/デラ・カーザ、ローテンベルガー

20080319140054 このCDが、東独ETERNAのオリジナルLPと同じ組み合わせで収録してあるCDである。現行発売で入手できる。

BERLIN CLASSICS 0090012BC(輸入盤)

一昨日、昨日のLPと比べて、音質的にもあまり遜色はない。価格的にミッドプライスのアナログ録音時代の復刻CDとしては積極的に良い音のする盤であると言える。デジタル録音の最新録音よりは若干Fレンジは狭いかもしれないが、中域の音がぶ厚く濃厚な音質で、LPで聴く音質を彷彿させるものだ。

「薔薇の騎士」や「アラベラ」が好きならば、是非入手して聴いてほしい。

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2008年3月25日 (火)

宮廷歌手 アンネリーゼ・ローテンベルガー

P1010005 このLPは、アンネリーゼ・ローテンベルガーの十八番だった役柄のオペラアリア集が入っている。Kammersangerinとは宮廷歌手という意味で、特に優れた歌手だけに贈られる称号である。ちなみに、男性歌手ならば、Kammersangerとなる。

このLPには、昨日ご紹介したリーザ・デラ=カーザとの「アラベラ」の二重唱(東独ETRNAオリジナル盤には入っていて西独ELECTROLA盤では省かれていた)が入っているので買ったが、他のオペラアリアも非常に好感が持てるものだ。これらの中には、オペラ全曲盤からの抜粋のものもある。この人はチャーミングでリリカルな役柄が得意だった。特に母国語であるドイツ語の発音が綺麗なのが印象的である。

モーツァルト「後宮からの逃走」 コンスタンツェのアリア
モーツァルト「フィガロの結婚」 スザンナのレチタティーヴォとアリア
シューベルト「ロザムンデ」   ロザムンデのロマンツェ
ヴェルディ 「椿姫」      ヴィオレッタの花から花へ
ヴェルディ 「リゴレット」   ジルダのアリア
ヴェルディ 「仮面舞踏会」   オスカルのアリア
フロトウ  「マルタ」     夏の名残りのバラ
R・シュトラウス「アラベラ」  二重唱

P1010004 このレーベルも2版であるが盤質は良く、音質も満足できる。

ちなみにオリジナルは下のオークションの出品物で、レーベルを見れば一目で違いがわかる。入札に参加しようと考えたが、これ1枚だけだと送料が高くなりそうなので止めた。

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m50666515

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2008年3月24日 (月)

R・シュトラウス 「薔薇の騎士」から 二重唱集/デラ・カーザ、ローテンベルガー

P1010001 このLPレコードは、1966年に東ドイツETERNAによって録音されたリーザ・デラ=カーザとアンネリーゼ・ローテンベルガーという二人のソプラノによるリヒャルト・シュトラウス「薔薇の騎士」からの二重唱集で、バックはルドルフ・ノイハウス指揮、ドレスデン国立歌劇場である。

P1010002中古で偶然みつけて愛聴盤になってしまった1枚で、安かったので当然ではあるが、オリジナル盤ではない。オリジナルは東独ERERNA盤であり、このLPには入っていない「アラベラ」から姉妹の二重唱が1曲余分に入っている。このLPは西独ELECTROLAの第二版であり、コレクターズ・アイテムとしてはあまり価値がないと思う。しかし、曲は良いし歌が上手い、おまけに音質が良く、ジャケットはオリジナル盤より綺麗なので、私の宝物の1枚である。

「薔薇の騎士」には、マルシャリン(元帥夫人)、オクタビアン、ゾフィーという3人のソプラノまたはメゾソプラノで歌われる役があるが、ゾフィーが一番若く軽い声が適し、マルシャリン(元帥夫人)は一番大人びた声が必要で、オクタビアンは中間である。若い頃にはオクタビアン役だったがベテランになったときにマルシャリン(元帥夫人)役に替わってどちらも成功している歌手も居る。クリスタ・ルートヴィッヒ、ギネス・ジョーンズなどがそうだ。

マルシャリン(元帥夫人)とオクタビアンでの二重唱では、マルシャリン(元帥夫人)がデラ=カーザ、オクタビアンをローテンベルガーが歌い、オクタビアンとゾフィーの二重唱では、オクタビアンがデラ=カーザ、ゾフィーをローテンベルガーが歌っている。

1966年というと、1919年生まれのデラ=カーザは47歳、1924年生まれのローテンベルガーは42歳。ともにこの録音以後は、オペラの録音はほとんど無くなり、オペレッタや歌曲が中心になる。40歳代というのは、オペラ歌手にとって微妙な年齢なのかも知れない。ちなみに、この二人がアラベラとズテンカ役を歌っているカイルベルト指揮の「アラベラ」全曲盤の録音は1963年である。

このLPを入手した後、オリジナル盤に入っていた「アラベラ」から姉妹の二重唱が入っている西独ELECTROLA盤を見つけてゲットしたし、最近になってCDも入手した。これらを順次紹介していこうと思う。

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2008年3月22日 (土)

ピアノ小品集/メジューエワ

20080306154849 このCDは、様々な作曲家の割と有名なピアノ小品を集めたもので、イリーナ・メジューエワのピアニストとしての傾向が良くわかる1枚である。こういう小品に対しての演奏は、大曲よりも演奏家の内面や思考が垣間見えるような気がするし、それは選曲の時点でも言えることである。

天使の夢~珠玉のピアノ小品集
パヴァーヌ(ギボンズ)
ロンド ト長調《なくした小銭への怒り》(ベートーヴェン)
舞踏への勧誘(ウェーバー)
楽興の時 第3番 ヘ短調(シューベルト)
小人の踊り(リスト)
コンソレーション(慰め)第3番(リスト)
子犬のワルツ(ショパン)
天使の夢(ルビンシテイン)
《四季》より11月「トロイカ」(チャイコフスキー)
火祭りの踊り(ファリャ)
月の光(ドビュッシー)
水の戯れ(ラヴェル)、他

ピアノの大家が演奏した小品集とはまた違った印象をうけるCDであると思う。1998年録音。これも¥1050の廉価盤となり、買いやすくなった。

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2008年3月21日 (金)

メトネル ピアノ作品集2/メジューエワ

20080306155134 一昨日のCDの続編がこれである。録音は1999年10月で、24bit で録音されていて、前作よりも明らかに音質が良くなっている。それでいて、もうすでに1050円の廉価盤で再発されているので、これはかなりお買い得感がある。ジャケ写真のメジューエワはとても綺麗、ジャケ買いしても良いと思う。

内容は、メトネルのごく初期の作品と中期の作品が中心で、初期の作品は、まだ10代の学生時代の若書きも含まれており、メトネルの音楽の原点がラフマニノフなどのロシアの作曲家と同質であることを改めて印象づけられた。

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2008年3月19日 (水)

おとぎ話 忘れられた調べ~メトネル作品集/メジューエワ

20080306155019 イリーナ・メジューエワは、お人形のようなかわいい顔立ちのロシア出身のピアニストで、メトネルのスペシャリストである。

ニコライ・カルロヴィッチ・メトネル(1880~1951)は、ロシア出身の作曲家であるが、まだわが国では充分に知られた存在とは言い難いものの、最近再評価が進んでいる。ほとんどがピアノ曲で、色濃くロマン派的な感じの曲が多い。

このCDは、そういった作曲家の曲集として、日本のレーベルであるDENONが発売したことに非常に意義があるものだと思う。初出盤は1999年発売。現在は、CREST1000シリーズで再発され、廉価盤となり入手しやすくなったので、是非聴いてもらいたい。ロシアっぽい感じもあるが、ブラームスのように渋く地味なところがあり、それがショパンやラフマニノフのようにクラシックのメジャーになれなかった理由だと思うが、聴きこめば味わいがあると思う。

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2008年3月18日 (火)

テレマン 無伴奏ヴァイオリンの為の12のファンタジア /ポッジャー

20080314153322 このCDは、バロック・バイオリン奏者のレイチェル・ポッジャーが2001年に録音し2002年に発売されたものである。

テレマンの「無伴奏ヴァイオリンの為の12のファンタジア 」は、同時代の大バッハの「無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ」に比肩しうるヴァイオリンの独奏曲だと思うが、バッハのものにくらべ、良い録音のレコードが少ないように思う。

このCDは録音も良く、バロック・バイオリンの透明感ある音色を活かし、非常に爽快な演奏で、聴き応えのあるものであるから、広くお奨めしたい。

CHANNEL CLASSICS CCS18298 輸入盤

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2008年3月17日 (月)

シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ集/マンゼ、エガー

20080314153208 このCDは、シューベルトが19~20歳の頃にウィーンで初めて成功した頃の作品を、マンゼ(バロックヴァイオリン)とエガー(フォルテピアノ)が演奏したもので、2007年の発売のものである。

シューベルトの室内楽というと、ロマンに満ちた演奏が多いと思うが、これらの演奏は、切れ込みやパッセージの表現が鮮烈で、ややドライであるが実直に演奏されていて、新たなこの作品の魅力を発見できるものだと思う。

マンゼは、最近増えてきたバロックヴァイオリンの演奏家の中での鬼才である。モダンバイオリンで言えば、ギドン・クレーメルのような存在のようにも思える。

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2008年3月15日 (土)

夜想曲/シェレンベルガー、ジュス デュオ・リサイタル

20080306155246 このCDは、ハンスイェルク・シェレンベルガーと、マルギット=アンナ・ジュスによるオーボエ(イングリッシュホルン)とハープのデュオによるものである。1990年録音

オーボエとハープの美しい音色のコントラストが映え、いくつかの曲は別の楽器向けのものを編曲して演奏されているが全く違和感が無く、聴きなれたメロディーにまた別の新鮮な良さを聴き手に与えてくれる。

シェレンベルガーは、長いことベルリンフィルを支えたオーボエ奏者で、様々な録音もあるので今さら紹介するまでもないだろう。マルギット=アンナ・ジュスは、塔の中の王女~フランスのハープ音楽集というタイトルのLPを聴いて気に入った奏者。ジャケ写真からもわかるようにたいへん美人である。

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2008年3月14日 (金)

ロシアン・アルバム/アンナ・ネトレプコ

20080306155634 これは、ゲルギエフ/マインスキー劇場管弦楽団をバックに歌っているもので、イタリア・オペラなどでは若干の違和感を感じたネトレプコの歌唱も、お国ものであるロシア物では全く問題がない。本当に素晴らしい内容に仕上がっている。

このソプラノは、現代の世界のトップクラスの実力をもつと思うし、ロシアもののオペラアリアをつまみ食いするように聴くアルバムとしては格好である。

チャイコフスキー:「悲しい涙など知らずに過ごした日々」(歌劇「イオランタ」)
ラフマニノフ:「ここは素晴らしい場所」(12の歌 作品21-7)
ラフマニノフ:「美しい人よ、私のために歌わないで」(6つの歌 作品4-4)
R.コルサコフ:「汝、皇太子、わが救済者よ」(歌劇「皇帝サルタンの物語」)
R.コルサコフ:「ああ、可愛そうなはにかみ屋の雪娘よ!」〜「女友達とイチゴ摘みに行き」(歌劇「雪娘」)
R.コルサコフ:「偉大なる皇帝よ!私に百回尋ねよ」(歌劇「雪娘」)
R.コルサコフ:「イヴァン・セルゲーイチ、庭に行きましょう」(歌劇「皇帝の花嫁」)
チャイコフスキー:「ピンピネッラ、フィレンツェの歌」(6つのロマンス 作品38-6)
グリンカ:「清らかな野原を私は見る」(歌劇「イワン・スサーニン」)
プロコフィエフ:「奇跡だ、なんと彼女は素晴らしい」(歌劇「戦争と平和」)
ラフマニノフ:「おお、泣かないで、私のパウロ」(歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」)
チャイコフスキー:手紙の場面「私は破滅してもいい」(歌劇「エフゲニー・オネーギン」)

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2008年3月13日 (木)

リュミエール/村治佳織

20080312131837 このCDは、2006年に発売されたものである。ビクターに録音したころと比べると、演奏が大人になっている。ついでに、ジャケットの写真も綺麗な美人であるから、ジャケ買いする人も居るかもしれない。

爽やかさ、透明な美しさをギターから引き出し、古今のクラシックの名曲から新たな魅力を感じる演奏になっていると思う。この1つ前のDECCAに移籍したばかりの録音は、SACD/CDハイブリッド盤で出ているが、本作はCDのみのようで、SACD派にはちょっと残念ではある。

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2008年3月12日 (水)

デビュー/ラカトシュ

20080306155519 このCDは、ジプシーの血をひくヴァイオリニスト、ロビー・ラカトシュのドイチェグラモフォンのデビューアルバムである。発売は1998年。

この人のテクニックは凄い。と同時に、ジプシー系の独特のリズム感、音楽感覚を持っている。クラシック音楽というより、ジプシー的、ジャズ的要素が入ったクロスオーバーな音楽というべきかも知れない。ジャズ・ヴァイオリンのステファン・グラッペリとも親交があったらしく、ミスター・グラッペリというラカトシュ自身が作曲に携わった曲も入っている。

音質は、オーディオチェックに使えるだけのクオリティを有している。

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2008年3月11日 (火)

タンゴ幻想/フッソング

20080306155401 このCDは、アコーディオンの名手であるシュテファン・フッソングによるアコーディオンの独奏曲集であり、その曲目はいずれもタンゴにちなんだものである。録音は1995年、秩父ミューズパークで、すでに10数年前の録音でありDENON CREST1000シリーズの1050円の廉価盤である。

曲は良く知っているものから、少し難解な現代曲まで様々だが、超絶技巧を伴うその演奏に、アコーディオンとはかくも魅力的な楽器だったのかという驚きと畏敬の念をいだかせる。録音もなかなか良い。

ピアソラ 
1 リベルタンゴ  ピアソラ
ストラビンスキー
2 「兵士の物語」 ~タンゴ (1916)
3 タンゴ (1940)
ヴォルペ
4 タンゴ (1927) 
アルベニス   
5 タンゴ ~ 「スペイン : 6つのアルバム・リーフ」 より 
ソレール 
6 ソナタ 第45番 ト長調 
7 ソナタ 第47番 ドリア施法 
8 ソナタ 第62番 ハ長調 
ティエンスー   
9 ファンタンゴ 
ロイコ
10 エイリアン・タンゴ 
ケージ
11 永遠のタンゴ 
サティ
12 タンゴ ~ 「スポーツと気晴らし」 より
石井眞木
13 タンゴ・プリズム
クライン
14 3つのエチュード(1980)
ピアソラ
15 S.V.P.

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2008年3月10日 (月)

ロドリーゴ アランフェス協奏曲/村治佳織

20080306160034 これもXRCD2による高音質盤で、山下一史/新日フィルによる伴奏で録音されている。

演奏は流麗で、ギターの音色が美しい。逆に言うとアクがない感じである。アランフェスの一番の愛聴盤はパコ・デ・ルシアの独特のフラメンコ的な少しクセのある演奏が好きで、私にとってはこの演奏は少し物足りない。だが、軽い気持ちで聴くのにはこちらの方がより適していると思う。

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2008年3月 8日 (土)

カヴァティーナ/村治佳織

20080306155802 これも、ビクターのXRCD2での高音質ヴァージョンのCDである。10年近く前の録音であるが、現時点で聴いても古びた感じはない。

このCDの中の曲は、様々な作曲家のギター用の小品を集めたもので、小気味良い村治の演奏が光っている。曲も演奏も幾分軽い感じを受けるが、若い人の演奏なので当然であろう。

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2008年3月 7日 (金)

パストラル/村治佳織

20080306155926 このCDは、村治佳織の四作目で、XRCDである。通常CDと併売された。

当時、録音もすこぶる良く、オーディオ試聴用のソフトとしてかなり活用された。彼女も今はもう今年で30歳になるのではないか。時の経つのは早く、このCDを今聴くと、若々しく初々しい感じがまだ残っており、現時点でも音質は良いと感じる。

ビクターのXRCDもだんだんバージョンアップして、今はXRCD24であるが、これはXRCD2という20ビットでのマスタリングである。CDのフォーマットは24bit/44.1KHzであるが、この器の中に上手に入れれば、音質はまだまだ良くなる可能性があると思う。

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2008年3月 6日 (木)

メンデルスゾーン 無言歌集/田部京子

20080305124428 この録音は1993年で、現在はDENON CREST1000シリーズの廉価盤で売られている。

メンデルスゾーンの無言歌集のようなピアノ作品は、リストなどのように、テクニックが優れていればそこそこ聴けるような曲ではない。この人の演奏はそこはかとなく暖かく、それでいて過剰な演出をしているわけでもなく、味わいを感じる。良いCDだ。

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2008年3月 5日 (水)

バッハ 無伴奏チェロ組曲/鈴木秀美

20080225133431 これは、2枚組のSACD/CDハイブリッド輸入盤で、昨年末に秋葉原の石丸で安く売られていたのを買ったものである。

興味がある録音の場合、SACD/CDハイブリッド盤しか発売されていないものだと、SACDプレーヤーを持っていない人間でも特に安かったりすれば買ってしまうと思うが、この盤はそういう1組である。

モーツァルト フルート四重奏曲集/有田、ボッケリーニ・クァルテット

http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_defe.html

こちらに、書いたように、若い頃とは風貌も変り、このバッハの無伴奏では、自由に楽器を歌わせ、古楽器の特色を生かしたしなやかな演奏となっている。残響の多い、まろやかさのある音質であり、古いモノラル盤などとは録音の仕方がかなり異なっているように思える。

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2008年3月 4日 (火)

モーツァルト 交響曲35,36,38番/スイトナー、シュターツカペレ・ドレスデン

20080225133258 このCDは、1970年ごろの東ドイツETERNA録音で、LPは国内盤が、徳間と東芝に別れて発売されていた。徳間のETERNA盤は、東独ETERNAから直接音源を供給されていたのに対し、東芝はEMIを介して供給されていたので、音源の鮮度に違いがあったのであろう。徳間から出た、39、40、41番などは今もLPが手持ちにあるが、音質はかなり良くてオーディオ的にも楽しめる。

それに対して、35番「ハフナー」36番、38番の東芝から出ていた廉価なセラフィム盤は、音が悪かったのを覚えている。演奏は、非常に勢いがありキビキビとした感じで、この3曲の中では「ハフナー」が一番好きであった。

今、このCDで「ハフナー」を聴くと、演奏自体がかなり荒っぽく感じて、LPで聴いた時のような感銘がない。どうしてだろうか?

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2008年3月 3日 (月)

バッハ ヴァイオリンソナタ集 /ツィンマーマン、パーチェ

20080225133000 このCDは、昨年の録音で、年末に購入したものである。バッハのヴァイオリンソナタのCDは、新しい録音のものだと古楽器のものも多いが、これはモダン楽器の演奏。

鍵盤楽器もチェンバロではなくピアノなので、普段古楽器の演奏に慣れていると、何てダイナミックで彫が深いのだろうと思える。ただし、演奏そのものは現代的で、ロマンに溺れるようなことが無い。そこのところで、好みが分かれるのではないだろうか。

特筆すべきは録音で、普通のCDであるが、ヴァイオリン、ピアノが明瞭に捉えられ、非常に聴きやすい。

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