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2008年3月27日 (木)

R・シュトラウス「アラベラ」全曲/カイルベルト バイエルン国立歌劇場

P1010001 このLPレコードは、ヨーゼフ・カイルベルト指揮、バイエルン国立歌劇場の「アラベラ」全曲盤で、タイトルロール リーザ・デラ=カーザ、マンドリカ              ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、ズテンカ  アンネリーゼ・ローテンベルガーという当時の理想的なキャストで録音されたもので、このオペラの全曲盤では、先にも後にもこの盤を上回るような録音がない。特にフィッシャー=ディースカウのマンドリカは絶品だし、デラ=カーザやローテンベルガーもステキだ。

P1010002_2 レーベルはチューリップ・リムと呼ばれるものだが、60年代後半の第二版でオリジナル盤ではない。しかし、音質的には満足できるものだ。

1963年の録音であり、時代的にもR・シュトラウスがこのオペラを作曲してから30年ちょっとしか経っておらず、生前の作曲者を知っている演奏家がまだ沢山居たころのものだ。

「アラベラ」は、R・シュトラウスが「薔薇の騎士」よもう一度、という感じで晩年になって書いた美しい曲の多いオペラである。あらすじは、こんな感じだ。

舞台は1860年代のウィーン、貧乏なヴァルトナー伯爵一家には、2人の娘が居た。姉アラベラは娘として育てられるが、妹ズテンカは養育にお金がかかるので男の子ズテンコとして育てられている。父親はこの美貌の姉娘をお金持ちに嫁がせたく写真をクロアチアの旧友マンドリカに贈るがすでに亡く、相続人の若い甥がアラベラに見初め、やってきて結ばれるまでのドタバタ劇。一方、男の子ズテンコとして育てられたズテンカは、アラベラを好きでしかたがない友人のマッテオに恋焦がれていた。結局、ドタバタの末、マッテオと結ばれる。

R・シュトラウスの「薔薇の騎士」は、モーツァルトの「フィガロの結婚」に対比されるが、「アラベラ」は「コシ・ファン・トゥッテ」に対比される。

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