ピアノ小品集/メジューエワ
このCDは、様々な作曲家の割と有名なピアノ小品を集めたもので、イリーナ・メジューエワのピアニストとしての傾向が良くわかる1枚である。こういう小品に対しての演奏は、大曲よりも演奏家の内面や思考が垣間見えるような気がするし、それは選曲の時点でも言えることである。
天使の夢~珠玉のピアノ小品集
パヴァーヌ(ギボンズ)
ロンド ト長調《なくした小銭への怒り》(ベートーヴェン)
舞踏への勧誘(ウェーバー)
楽興の時 第3番 ヘ短調(シューベルト)
小人の踊り(リスト)
コンソレーション(慰め)第3番(リスト)
子犬のワルツ(ショパン)
天使の夢(ルビンシテイン)
《四季》より11月「トロイカ」(チャイコフスキー)
火祭りの踊り(ファリャ)
月の光(ドビュッシー)
水の戯れ(ラヴェル)、他
ピアノの大家が演奏した小品集とはまた違った印象をうけるCDであると思う。1998年録音。これも¥1050の廉価盤となり、買いやすくなった。
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