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2008年3月24日 (月)

R・シュトラウス 「薔薇の騎士」から 二重唱集/デラ・カーザ、ローテンベルガー

P1010001 このLPレコードは、1966年に東ドイツETERNAによって録音されたリーザ・デラ=カーザとアンネリーゼ・ローテンベルガーという二人のソプラノによるリヒャルト・シュトラウス「薔薇の騎士」からの二重唱集で、バックはルドルフ・ノイハウス指揮、ドレスデン国立歌劇場である。

P1010002中古で偶然みつけて愛聴盤になってしまった1枚で、安かったので当然ではあるが、オリジナル盤ではない。オリジナルは東独ERERNA盤であり、このLPには入っていない「アラベラ」から姉妹の二重唱が1曲余分に入っている。このLPは西独ELECTROLAの第二版であり、コレクターズ・アイテムとしてはあまり価値がないと思う。しかし、曲は良いし歌が上手い、おまけに音質が良く、ジャケットはオリジナル盤より綺麗なので、私の宝物の1枚である。

「薔薇の騎士」には、マルシャリン(元帥夫人)、オクタビアン、ゾフィーという3人のソプラノまたはメゾソプラノで歌われる役があるが、ゾフィーが一番若く軽い声が適し、マルシャリン(元帥夫人)は一番大人びた声が必要で、オクタビアンは中間である。若い頃にはオクタビアン役だったがベテランになったときにマルシャリン(元帥夫人)役に替わってどちらも成功している歌手も居る。クリスタ・ルートヴィッヒ、ギネス・ジョーンズなどがそうだ。

マルシャリン(元帥夫人)とオクタビアンでの二重唱では、マルシャリン(元帥夫人)がデラ=カーザ、オクタビアンをローテンベルガーが歌い、オクタビアンとゾフィーの二重唱では、オクタビアンがデラ=カーザ、ゾフィーをローテンベルガーが歌っている。

1966年というと、1919年生まれのデラ=カーザは47歳、1924年生まれのローテンベルガーは42歳。ともにこの録音以後は、オペラの録音はほとんど無くなり、オペレッタや歌曲が中心になる。40歳代というのは、オペラ歌手にとって微妙な年齢なのかも知れない。ちなみに、この二人がアラベラとズテンカ役を歌っているカイルベルト指揮の「アラベラ」全曲盤の録音は1963年である。

このLPを入手した後、オリジナル盤に入っていた「アラベラ」から姉妹の二重唱が入っている西独ELECTROLA盤を見つけてゲットしたし、最近になってCDも入手した。これらを順次紹介していこうと思う。

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