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2008年6月23日 (月)

ローザ ヴァイオリン協奏曲、ベンジャミン ロマンティック・ファンタジー/ハイフェッツ

P1010009 これは、200g復刻重量盤LPである。このLPにおさめられているローザの協奏曲は、ハイフェッツ・オリジナル・ジャケット・コレクション10枚組の中のコルンゴルトの協奏曲とカップリングされている。このジャケットは使用されていない。

RCAの一番良かった頃のステレオ初期の録音であるため、音質が良いが、このような演奏者自身と同世代の作曲家による現代曲でもハイフェッツの技巧と芸術性は光っていて、歴史的にも貴重な録音になっている。

ハイフェッツの演奏は冷たい、ドライだという評価があるが、ヴァイオリン演奏において望みうる完璧な技巧を駆使し、過度な思い入れを排除し音楽のみに奉仕しているからで、この人の演奏の一面しか聴いていないのだと思う。実際には、残された録音を聴いてみると表現力、端整さ、音色の美しさのある演奏は豊かな感情があるもので、非常に稀な才能だったのがわかる。そういう意味で、廉価で主だった録音は全て収録されていて録音もなかなか良いハイフェッツ・オリジナル・ジャケット・コレクション10枚組は、良いセットであると思う。

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