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2008年7月

2008年7月31日 (木)

ベルリーニ 夢遊病の女/グルベローヴァ、ヴィオッティ、ミュンヘン放送o.

20080726134601 これが、1998年録音のグルベローヴァがアミーナを歌っているCDである。グルベローヴァという20世紀の最後の20年間に不世出のコロラチューラ・ソプラノとして君臨した、円熟の歌唱を聴く盤のひとつとしては、持っている意味があるが、それ以上でもそれ以下でもない。

昨日ご紹介したデッセイ盤と比べてしまうと、様々な面でこの盤は不満が出てしまうことは事実だ。

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2008年7月30日 (水)

ベルリーニ 夢遊病の女/デッセイ、ピド、リヨン歌劇場他

20080726134425 「夢遊病の女」というオペラは、イタリア・ベルカント・オペラの中でも重要な作品なのにもかかわらず、古今を見渡してもそれほど多くの録音がない。新しいものでは、グルヴェローヴァがアミーナを歌っているNIGHTINGALE CLASSICSのCDが、1998年の録音であるから10年前のものだ。EMI系の録音だけをみても、マリア・カラス/ヴォットー盤以来であるから、半世紀を待たなければならなかった。

それだけに、2007年のデッセイのアミーナのものは、長く待たれていた録音で、しかも、音質はかなり良い。近年、オペラの全曲盤の録音が激減しているが、この盤の出現は非常に嬉しいし、オペラの中でも特にイタリア・ベルカント・オペラが好きな人間にとってはまさに絶好の盤。デッセイはベルカントのレパートリーに適した声で、全く問題がないどころか、現代の第一人者らしい歌唱である。ピド/リヨン歌劇場もなかなか健闘していると思う。

半世紀前とは事情が大きく異なり、イタリア・オペラが国際化し、歌手がイタリア人あるいはラテン系の人間がほとんど居ない録音も多くなった。グルベローヴァなどの東欧系の歌手に慣れてしまったのか、デッセイの歌に全く違和感はない。昨年のオペラ全曲盤の中でのマイ・ベストがこれだ。

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2008年7月29日 (火)

ブレックファスト・オン・ザ・モーニング・トラム/ステーシー・ケント

20080724150355 このCDは、ジャズのメジャーレーベルであるブルーノート(EMI)に移籍して2007年に発売されたものであるが、CANDID時代と音楽そのものは全く変っていない。その理由は、テナーサックス奏者でもある夫がプロデュースしているからだと思う。以前にはつばいされた彼女のCDが魅力的に思えるのなら、本盤も決して期待を裏切らないし、音質も良い。

私が買ったのはヨーロッパ盤であるが、アメリカ生まれなのにアメリカでは売れず、イギリスに渡ってイギリスで成功し現在もイギリスで活動を続けているわけだから、ヨーロッパ盤でOKだろうという深読みである。

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2008年7月28日 (月)

ワンス・アポン・ナ・サマータイム/ブロッサム・ディアリー

20080724150513 これは1958年の録音であるから、ちょうど半世紀前のものだ。しかしながら、その録音状態の良さに驚かされる。

スタンダード・ナンバーを多く含んだものだが、この人の歌い方は、何となく愛くるしくて、良い意味でも悪い意味でも個性があり好みが別れるところだ。

でも、ぽっと出のアイドル歌手の愛くるしい歌い方とは違い、歌唱力がある上でのもので、50年前の女性ジャズ・ヴォーカルの名盤にふさわしいものだ。

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2008年7月26日 (土)

ジャスト・ア・リトル・ボサ・ノヴァ/スーザン・ウォン

20080724150025 このCDは、台湾のレーベルから出ているスーザン・ウォンの2005年のアルバムである。ボサ・ノヴァのスタンダードである「イパネマの娘」などが収録されている。しかし、ほとんど全部がスタンダード・ナンバーだが、ボサ・ノヴァだけでなくビートルズやジョン・レノン、ビリー・ジョエルなどの昔のポップス、ロック、ジャズなども収められている。

軽いタッチで、ジャズっぽくあるいはボサ・ノヴァっぽいアレンジで、スーザン・ウォンは上手く歌っている。英語の発音も綺麗だ。

ポピュラー系の音楽のCDとしてはかなり音質は良い。国内のJ・ポップなども、このくらいの音質で出してくれれば、と思う。

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2008年7月25日 (金)

ベートーベン ピアノ協奏曲5番/ゼルキン バーンスタイン ニューヨークフィル

P1010021 ベートーベン ピアノ協奏曲5番「皇帝」のレコードには名演がいっぱいあるが、このLPもそのうちの一つだろう。録音は1962年で、バーンスタインはまだ若かった。

ゼルキンのピアノはまさにベートーベンの音楽を堂々とドイツ的に弾いている。テンポや弾き方に強烈な個性はないが、この曲の壮大なところを充分に堪能できる。このLPは米国盤である。2ツ目の360サウンド盤なので第2版ではないかと思うが、詳しいことは知らない。

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2008年7月24日 (木)

ザ・シングルス 1969-1973/カーペンターズ

                                                                                                                                                                                                  P1010010_3 このLPレコードは、カーペンターズのシングル盤を集めたもので、彼らの代表的なヒットナンバーが含まれている。2枚あるが、米国盤と英国盤である。オリジナル盤は米国盤だと思うが、米国盤の方が音が明るくメリハリ感がある音がする。

P1010009 英国盤は米国盤に比べしなやかで落ち着きのある音で、いずれも国内盤より数段音質が良い。なぜ国内盤は音質が落ちるのか?また、CDでは、LPではカレンの肉厚を感じる声が感じにくい。この当時のものはLPの方が良いように思う。

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2008年7月23日 (水)

マーラー 交響曲5番/メータ ロサンゼルスフィル

P1010004 1970年代のロサンゼルス・フィル時代のメータは、まさに彼の第一次黄金時代だった。先ごろご紹介したウィーンフィルとの2番と並んで、メータのマーラーでは好きな録音である。

これは、英DECCAの盤質良好なオリジナル盤。購入先は初期盤専門店ではなかったので、現在のヤフオクの通常落札価格より安かった。

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2008年7月22日 (火)

フォーレ レクイエム/アンセルメ、スイスロマンドo. 他

P1010001 これは、昨日入手したもので、LONDONのMONO盤であるが、ステレオテイクもあるMONO盤で、日本盤であるのでとても安いが、英国から送られてきたメタル原盤を使いしっかりプレスされているためか、かなり良い音で楽しめる。

スザンヌ・ダンコのソプラノもジェラール・スゼーのバリトンも悪くない。クリュイタンス盤のかげに隠れてしまって目立たないが、この録音も名演だと思う。

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2008年7月19日 (土)

R=コルサコフ シェヘラザード/アンセルメ、スイスロマンドo.

P1010011 これは、英DECCA/LONDONのステレオ初期のLPで、オリジナル盤である。アンセルメとスイスロマンド管弦楽団のレコードは、名演が沢山あるが、これもその一つであり、今日の時点で聴いても音質も良く、40年近く前の録音とは信じ難い。

P1010012 これは、1980年代に発売されたキングレコードが製作したスーパー・アナログ・ディスク。Fレンジもダイナミックレンジも上のオリジナル盤よりも勝るが、音の鮮度、きちんと締まって音像が出来るとか楽器の音色、艶などはオリジナル盤の方が良い。しかし、アンセルメのスーパー・アナログ・ディスクは総じて他のものより出来が良いものが多い気がする。

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2008年7月18日 (金)

グレーテスト・ヒット集/リンダ・ロンシュタット

20080716141829 このCDは、リンダ・ロンシュタットの1枚目のグレイテスト・ヒット集である。1990年代半ば頃にDCC compact Classicsというところが限定発売した金蒸着の高音質リマスター盤で、値段は¥3500くらいしたはずだ。

しかし、このCD、現時点で聴いてみると、心なしか音がぼやけ気味で良いリマスターだとは言えない。

この盤のLP盤は、私が買った最初のリンダ・ロンシュタットで、このCDは、その懐かしさから中古屋さんでみつけて手に入れたもの。

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2008年7月17日 (木)

モーツァルト フルート四重奏曲集/ガロワ、パリ三重奏団

20080716140819 このCDは、1984年の初期デジタル録音である。パトリック・ガロワはフランスのフルーティストで、当時は金のフルートを吹いていた。今は木製のフルートに換えているのではなかったかと思う。

柔らかく少しゆっくりしたテンポで歌うように吹いている。この録音はパリで行われたが、日本ビクターの録音であり、海外レーベルの日本盤ではない。本盤は1991年に発売された再発盤である。

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2008年7月16日 (水)

アレッサンドロ・グランディ 宗教曲集/ヤーコプス他

20080710141155 アレッサンドロ・グランディ(1577?-1630)のこのCDは、ドイチェ・ハルモニア・ムンディ50周年記念の50枚組には入っていない。

内容は、教会での宗教音楽であり、このCDも残響の多いホールで録音されているようだ。合唱、ソプラノソロのほか、楽器はオルガン、ヴァイオリン、コルネット、ルネッサンス・ヴィオラ・ダ・ガンバなどが使われている。透明感のある敬虔な音楽である。

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2008年7月15日 (火)

ベートーベン 七重奏曲  シューベルト 八重奏曲/コレギウム・アウレム合奏団員

20080710140846 この録音は1970年代後半のものであるが、このレコードが発売されるまで、古楽器での演奏のものは無かったように思う。

オーケストラに使われる楽器は、19世紀にヴァイオリン族などはより大きなホールで大きな音を出せるようにしたり、木管楽器が金属で作られ、複雑なキーが付いたりして、変遷している。ベートーベンやシューベルトの時代には、まだこのような古楽器の方が当時の楽器に近かったに違いない。

楽器が古楽器であるということを抜きにしても、この演奏はアンサンブルがしっかりしていてなかなか良い演奏だと思う。

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2008年7月14日 (月)

モーツァルト 交響曲38-41番/コレギウム・アウレム

20080710141019 このモーツァルトの後期交響曲集は、名演である。LPを買って何度も聴いたものだ。録音は、70年代の後半のものが多く、コレギウム・アウレム合奏団のものの中でも特に音質は良い。

キルハイム フッガー城 糸杉の間での録音で、残響も綺麗。

LPレコードも、これは処分せずに残してある。

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2008年7月12日 (土)

バッハ ブランデンブルグ協奏曲/コレギウムアウレム

20080710140731 これも、昔のドイチェ・ハルモニア・ムンディのもので、1965年~67年の録音のものだ。

グスタフ・レオンハルト:チェンバロ

ハンス・マルティン・リンデ:ブロックフレーテ、フルート

など、名手が参加し、少人数の演奏なのに厚く豊かなハーモニーを奏でる。現在の古楽器団体とはやはり違う。

このCDも1990年代半ば頃の2枚組¥2400のもの。当時、これらのCDを入手したので、国内盤LPは処分した。

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2008年7月11日 (金)

バッハ 管弦楽組曲/コレギウム・アウレム

20080710140614 ドイチェ・ハルモニア・ムンディの50枚組のセットには、バロック以前の作曲家のものが入っていて、もちろんバッハも入っているわけだが、コレギウム・アウレム合奏団のものは1枚も無い。これは1969年の録音。

この団体は60年代から古楽器によるオーケストラ演奏をやっていて、いわば古楽器演奏の草分けのような存在だったが、あちこちに古楽器のオーケストラや演奏団体が出来た現時点では、古くなった感じもある。古楽器を使っていても、何となくロマンティックな感じがして、モダン楽器の演奏団体同士で60年代の演奏と現代の演奏を比べたのと全く同じような違いがあるように思えてならない。

このCD、1990年代半ばに2枚組¥2400で買ったもので、おお、安い!と思って買ってはみたものの、ドイチェ・ハルモニア・ムンディの50枚組のセット(1枚あたり¥110ちょっと)と比べると高いように思えてしまう。安くCDが買えるのは良いことだが、50枚のセットをきちんと聴き終わるのには3ヶ月くらいはかかりそうだ。

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2008年7月10日 (木)

ヘンデル 水上の音楽/セル ロンドン交響楽団

P1010005 これは、ジョージ・セルがロンドン・シンフォニーを振った「水上の音楽」で、モダン・オーケストラによる管弦楽版なので、スケールが大きく聴こえる。普段、古楽器による最近のデジタル録音のCDを聴いていると、この演奏は、また違った意味で新鮮な感じを受ける。

ところで、上のLPレコードは英デッカのオリジナル盤である。今、いくらぐらいするんでしょうね?

P1010006 こちらは、全く同じ音源のLPレコードだけれども、1990年代初め頃に日ポリドールの企画でドイツで再プレスされた180gの復刻盤である。新しい設計のカートリッジで聴くのなら、オリジナル盤よりこちらの方が楽しめる。

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2008年7月 9日 (水)

アン・プラグド/エリック・クラプトン

20080708105452 ひところ、ポピュラーやロックで、「アン・プラグド」というのが流行った。UN PLUGGED つまり、ヴォーカルや楽器をマイクで集音するのみで、直接楽器からプラグでケーブルを繋いで演奏しないスタイルである。このCDではクラプトンはアコースティック・ギターのみを弾いて歌っている。

このCDは1992年の発売であるから15年も前のものだ。しかし、このちょっとブルースっぽいフォーク・ロックみたいなクラプトンのスタイルは多くの人に支持されて、現在も現役で発売され、人気の高い盤である。

P1010001 数日前に、どこぞの掲示板で、クラプトンの「アン・プラグド」ってアナログLPは出ていたの?という書き込みがあって、私は待ってましたとばかりに、「持っていますよ。ついでに、LD(レーザーディスク)も手持ちであるのです。」と薀蓄を書いてしまった。このLPは、ドイツで少量数プレスされた希少盤である。

P1010002 これが、レーザーディスク。これは近所のハードオフに安く出物があったのをかっさらってきたもの。映像があるのと無いのではだいぶ印象が違う。出した人はたぶんDVDに買い換えたのだろうが、私はDVDは持っていない。

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2008年7月 8日 (火)

バッハ 音楽のささげもの/クイケン兄弟 他

20080707135144 これも、ドイチェ・ハルモニア・ムンディ50周年記念BOXの中にある1枚のオリジナル盤。1995年の発売で、当時から愛聴していた。

手持ちには他にも「音楽のささげもの」のLPやCDがあるが、たった4人で演奏しているのはこれだけで、持っているものの中で最少人数の演奏である。加えてこのCDでは古楽器が用いられていて、繊細さのなかに、大バッハの深遠な音楽がある。録音も1990年代半ばとしてはかなり良い。

演奏者

トラヴェルソ:バルトルド・クイケン

ヴァイオリン:ジギスヴァルト・クイケン

ヴィオラ:ヴィーラント・クイケン

チェンバロ:ロベルト・コーネン

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2008年7月 7日 (月)

フレスコバルディ:音楽の花束 Vol.1

20080705174829フレスコバルディ:音楽の花束 Vol.1[主日のミサ] 「ロレンツォ・ギエルミ(org)、クリストフ・エルケンス(指揮)、カンティクム 

これは、一昨日にご紹介したドイチェ・ハルモニア・ムンディの50枚組セットの中の1枚。90年代半ばに発売されたCDで、当時としてはすこぶる音質が良く、オーディオ・チェックに使っていた。教会の大きなホール感があり、コーラスが自然に聴こえる。オルガンのペダル音も生々しい。

50枚組の中のものと聴き比べしたが、音質的にはクオリティはほぼ同一である。

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2008年7月 5日 (土)

ドイチェ・ハルモニア・ムンディ50周年記念ボックス

P1010001 今年は、ドイチェ・ハルモニア・ムンディというレーベルが創立50周年を迎えることで、50枚組の記念BOXが出た。中身は、過去に発売されたバッハ以前の古楽器演奏のものを集めたものだ。

もちろん、すでに持っている音源も多くあるし、私のホームページやブログで紹介済みのものもある。例えば、バッハ「音楽のささげもの」クイケン他、や、ペルゴレージ「奥様女中」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」鈴木秀美などだ。

50枚組で約¥5600と異様に安い。1枚あたり¥110くらいだが、このセットは安かろう悪かろうというセットではない。手持ちの1枚当たり¥2000~¥3000で買ったバラの初出盤と比べても音質の点で全く遜色は無い。

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2008年7月 4日 (金)

マーラー 交響曲2番/メータ ウィーンフィル他

P1010003 これは、1970年代の英DECCAオリジナルLPである。当時から、演奏、録音共に優れた良盤として評価が高かったものだ。

私は、最初、国内盤の普通のLPを買い、1980年代後半になって出たキング・スーパー・アナログ・ディスクを買って聴いていたが、1990年代半ば頃、格安でオリジナル盤を中古店で見つけて買った。もうこの当時、DECCAの英国盤は、しかるべき輸入中古LP店ではかなり高価で、とても買えるような値段ではなかったが、このセットは2枚組¥4000と、それでもまだ買える値段だった。

音質は、この盤の方がスーパー・アナログ・ディスクよりも良いので、スーパー・アナログ・ディスクや通常国内盤はすでに手元に無い。知人の話によれば、現在入手できるCDもかなり良い音質であるらしいので、そのうちに購入して聴いてみたい。

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2008年7月 3日 (木)

ベートーベン 交響曲4番他/モントゥ LSO

P1010002 これは、ピエール・モントゥがロンドン交響楽団を振ったベートーベン交響曲4番と、サンフランシスコ交響楽団とのワーグナー「ジークフリート牧歌」がカップリングされたLPで、米国オリジナル盤である。この盤は、モントゥの死後しばらくして、廉価盤で発売されたもの。 RCA VICS1102

こんな名演が録音後すぐに発売されずお蔵入りになっていたというのは信じ難いが、実際、モントゥのLPは、ライナーなどと比べて当時は売れなかったらしい。

ベートーベンはこの当時の指揮者の演奏したものは素晴らしいものが多い。モントゥのは、風格を感じるが、それでもどこまでも重厚で厳しい表現というのではなく、やさしく温かみを感じる。クレンペラーではなくどちらかといえばワルターの表現に近い。この4番の演奏はは曲想に合っていると思う。また、カップリングされているワーグナー「ジークフリート牧歌」は、ベト4とくらべて録音が少し悪い感じがするが、この演奏も素晴らしいのだ。

P1010001 これは、180g重量盤(復刻盤LP)である。番号は同じであるが、「ジークフリート牧歌」ではなく、ロンドン交響楽団との「レオノーレ3番」がカップリングされている。英国と米国でVICS番号は同一だが、英国ではカップリングを変えてこの曲の組み合わせで発売されたのだろうか?共通するベートーベン4番同士を聴き比べると、オリジナル盤の方が音が良い。やっぱりオリジナル盤は良いねえということになる。しかし、レコード番号は同じでジャケのデザインも同じだが収録曲が違っているので、両方とも捨てるわけにはいかない。

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2008年7月 2日 (水)

マンハイム学派の黄金時代/コンセルト・ケルン

20080701104354 このCDは、今日では有名ではない作曲家の作品のみがおさめられている。マンハイム学派というのは、モーツァルトやハイドンの活躍した時代にとも重なるが、この時代の音楽の流行や嗜好などもわかって、非常に興味深い。発売は1999年ごろで、聴いたこと無い曲ばかりだがどんなものかな、という感じで手に入れたものだ。

収録曲は以下のとおりである。

カンナビヒ(1731-1798):交響曲変ホ長調
C.シュターミツ(1745-1801):チェロ協奏曲第4番ハ長調
フィルス(1733-1760):交響曲ト短調
J.シュターミツ(1717-1757):交響曲ト長調
フレンツル(1736-1811):交響曲第5番ハ長調

いずれもなかなか良い曲であるし、録音も良い。

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2008年7月 1日 (火)

モーツァルト オペラアリア集/ルチア・ポップ

20080606181625 このCDは、今年になって発売されたリマスター再発盤である。ルチア・ポップは、モーツァルトをはじめとするドイツ系のオペラを得意としたソプラノである。このアルバムは、彼女の残した録音の中でも素晴らしいものの一つだと思う。

ルチア・ポップの録音の中で一番衝撃的なのは、クレンペラー/フィルハーモニア管による「魔笛」の夜の女王であった。この録音のときルチア・ポップは歯なのか歯ぐきに痛みがあり、体調は万全ではなかったらしいが、難しいコロラチューラのアリアを見事に歌いきっている。また、カルロス・クライバーの「こうもり」でのアデーレも魅力的だ。これらに魅惑される方には、是非このCDも聴いて欲しい。

この盤のオペラ・アリアの部分の録音は1983年で、デジタル録音の初期であるが、非常に上手く復刻されていて、LPレコードの必要性を感じない。これ以外に、1967年に録音された「エクスルターテ・ユビラーテ」などの宗教曲が入っているが、こちらでもルチア・ポップはその歌唱力を見せ付けている。チャーミングだがこじんまりとしない、それでいて美しく自然な歌い方だ。

ルチア・ポップは1939年生まれで、1993年に癌で亡くなった。50歳代というその早い死は非常に惜しまれる。元気だったなら現在でも現役だったかもしれない。私の好きな歌手の1人である。

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