2008年11月
2008年11月29日 (土)
2008年11月27日 (木)
チゴイナーワイゼン/フランチェスカッティ
これは、1960年ごろ発売された10インチ(25cm)モノラルLPで、最近、知人からダダで貰ったもの。
録音も古くプレスされてから50年近く経ったもので、多少のノイズはあるが、ちゃんと聴ける。しかも、かなり良い音で。
収録曲
サラサーテ:チゴイネルワイゼン(ウイリアム・スミス/コロムビアSO.
サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(ユージン・オーマンディ/フィラデルフィアSO.)
ベートーベン:ロマンス(ジャン・モレル/コロムビアSO.)
クライスラー:美しきロスマリン、愛の喜び、愛の悲しみ、中国の太鼓、ウィーン奇想曲(アルトゥール・バルサムp.)
ジノ・フランチェスカッティは、ジネット・ヌヴーやジャック・ティボーと、アルテュール・グルミオーの間の世代のフランコ・ベルギー派の巨匠である。いずれも甘く美しくロマンティックな表現で演奏している。現代のヴァイオリニストとくらべると若干音程がブレる感じもするけれど、それがこの人ならではの甘美な芸風に繋がっているのではないかと思う。良いものを貰ってしまった。
2008年11月25日 (火)
2008年11月21日 (金)
2008年11月19日 (水)
モーツァルト 弦楽四重奏曲15番、17番「狩」/スメタナ四重奏団
このLPは、1972年にスメタナ四重奏団が来日した時に東京で録音されたもので、いまだに復刻CDが現役で発売されている。このLPレコードは当時発売された初出盤である。知人からタダで頂いたもの。
この中の演奏はなかなか素晴らしく、円熟したスメタナ四重奏団らしい音楽が楽しめる。
このLPはオーディオ的にも歴史に残るものである。商業用にデジタル録音されて発売された世界初のものがこれだ。当時のデジタル録音機はDN-023Rというもので、大きくてしかもCDよりもbit数の少ないものであった。ハーフスピード・カッティングで再生時、針のトレースによってレコードの溝がたわむことにより起きる歪を補正するノン=ディストーション・カッティングも採用されていた。36年前のLPレコードであるが、現在聴いてもそんなに音が悪い感じはしない。
2008年11月17日 (月)
2008年11月14日 (金)
2008年11月12日 (水)
ドヴォルザーク チェロ協奏曲、チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲/ロストロポービッチ、カラヤン、BPO
このLPは、1960年代終わりごろに録音されたロストロポービッチとカラヤンBPOの名演である。オリジナル盤ではないがドイツプレスの輸入盤。
ソロも指揮者もオーケストラもテクニシャンぶりを発揮しながら丁々発止の演奏を繰り広げる。ロストロポービッチはその生涯においてスタジオ録音のものだけで実に7回もドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音している。その中でも本盤はいまだにちまたでの評価が高く、現行で復刻CDが買える。
チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲は、美しく高度な技巧が必要な部分もすんなりと弾ききっている感じで、20世紀後半最大のチェロ奏者だったロストロポービッチの素敵な遺産のひとつであると思う。
録音も素晴らしく独奏チェロやオーケストラの音色が際立ち40年前の録音がうそのようである。
2008年11月10日 (月)
モーツァルト ピアノ協奏曲20番、27番/カーゾン、ブリテン、イギリス室内o.
これは、10月29日にご紹介した2枚組のCDの中におさめられた音源と同じモーツァルト ピアノ協奏曲20番、27番であり、SACD/CDハイブリッド盤である。
http://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-25e0.html
このハイブリッド盤のCD層の音質は、10月29日にご紹介した2枚組のCDよりもはるかに良い。従来のDECCA Legends のシリーズは、96KHz24bit でおこしたデジタルマスターを使っているが、本SACD/CDハイブリッド盤はDSDによるマスターを使っていて、リマスターを慎重に行なっている。ピアノの粒立ち、オーケストラの解像度、バックグランドノイズの自然さ、いずれも本盤がまさる。まだSACD層を聴いていないが、こちらも期待がもてる復刻盤である。
ユニバーサル・ミュージックからは、もう2年以上もクラシックのSACDの新譜がない。本盤は、オーディオメーカーのEsoteric(TEACの高級オーディオのブランドで独立した子会社)が企画して発売したもので、ハード機器メーカーが主導しないと、やはりユニバーサルのクラシックのSACDの発売は困難であるのが現状のようだ。
このSACD/CDは、通常のCDソフトの販売ルートと異なり通常のCDショップでは買えない。オーディオ販売部門を持っている石丸には置いてあることを確認した。通常のCDの販売ルートでは、おそらくこの手の高音質復刻盤は全国で1000枚も売れないであろうが、Esotericは、オーディオショップのルートで限定3000枚の販売を予定している。オーディオショップでは、音質にこだわる客層ばかりだということと、従来盤とはっきり音質差がわかる機器で比較試聴ができることが大きいので、必然的に数多く売れるのだと思う。
Esoteric主導で発売したギュンター・ヴァントのブルックナー交響曲全集やベートーベン交響曲全集のSACD/CDは、価格が高かったのにもかかわらず完売し、今も買いそびれた人の中にはいまだに一生懸命探している人が居る。本盤も入手できるのは在庫がある間だけ、追加プレスは難しいと思った方が良い。
名曲だし演奏が素晴らしいから超お勧め盤だ。










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