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2008年12月 3日 (水)

ショパン ピアノ協奏曲1番/ルービンシュタイン、スクロヴァチェフスキ、ロンドン新交響楽団

001 このLPは、1961年にイギリスで録音されたもので、米国RCAのオリジナル盤である。

演奏は非常にロマンチックで色気を感じるもので、ピアノの音が近く大きな音で録音されている影響かピアノがオーケストラを完全に支配している感じである。作曲者ショパンと同じポーランド生まれのアルトゥール・ルービンシュタインのショパンは、演奏的に良い録音が多いが、この録音は、音質面でもなかなか良い。

レコーディング・エンジニアはDECCA/LONDON所属のウイルキンソンであるが、当時、DECCAとRCAはバーター契約を結んでおり、イギリスやウィーンの録音などではRCAのレコーディングなのにDECCAのスタッフを借りて行なっていたものがあった。この録音はその一つである。

Scan10005 これは、現行で発売されているSACD/CDハイブリッド盤だ。1番と2番がまとめて1枚に入っておりそれで千円程度で買える。復刻の質も良く非常に良い。SACD層とCD層の音質はかなり差があって、音の質感やきめのこ細やさはSACD層が勝ることを確認しているが、実はまだSACDプレーヤーを持っていない。現状でのCDの品位を確実に超えるためには、安価なSACDプレーヤーでは全く意味が無いからで、ソフトの数も少ないので導入できないのだ。だから、CDプレーヤーでCD層を聴いている。

仮にSACDでこの盤を聴けたとしても、オリジナル盤のアナログLPを上回れるかは全く保証が無い。オリジナル盤はFレンジは狭いがピアノやオーケストラが濃厚に実在感があるように迫ってくる。好みの問題であるけれど、SACDではLPには入っていない細かい情報も聴き取れ、音場も広いという長所があるが、LPを聴いているとSACDは音が薄く感じるのだ。

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コメント

こんにちは。

RCAリヴィングステレオのSACDは,おっしゃるように,非常にレンジが広くて情報量の多い音なのはよいのですが,聴き方によっては,やや淡泊な響きで,もう少し厚みや音色感があればさらに良いのではないかと思うこともあります。

米コロンビアorCBS(ソニークラシカル)のSACDだとあまりそういう印象はないのですが,音のクオリティとしては当たり外れが激しいのが難点です。

そんなわけで,1枚1枚いてみなければ分からないというのが現状ではないかと思っています。

投稿: 加藤幸弘 | 2008年12月21日 (日) 12時25分

加藤さん、コメント有難うございます。とはいうものの、これだけの高音質な盤が1枚¥1000程度です。昔では考えられないことです。

投稿: 黄金のアンコール | 2008年12月22日 (月) 16時55分

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