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2009年4月 3日 (金)

メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲他/ムター、マズア、ライプチヒ・ゲヴァントハウスo.

Scan10001 これは、昨年発売されたアンネ・ゾフィー・ムターのメンデルスゾーン。

ヴァイオリン協奏曲は、クルト・マズア、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのライヴ演奏である。ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団はメンデルスゾーンとのゆかりも深い、世界最古の長い伝統を持つオーケストラである。そういったこともあって、このオーケストラを選んだのであろう。クルト・マズアは長いことこのオーケストラを指揮していたので、お互いが勝手知った間柄であり、マッチングに問題はない。

また、アンドレ・プレヴィンのピアノ、リン・ハレルのチェロによるピアノ三重奏曲 第1番 とアンドレ・プレヴィンのピアノによるヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 が一緒に収められていて、しかも、CDとDVDがセットになったものだ。

正直に感想を言ってしまうと、DVDを観るのがより楽しい。生演奏での一番前の席でも不可能なムターのアップがあり、演奏しているヴァイオリンの指板の下側がヤニで白っぽくなっているところまで見えてしまう。高度なテクニックの必要なハイポジションの指使いなども克明に見えるので、こちらはウーンとうなってしまう。また、ライヴ演奏なので観客の反応なども視覚的に丸わかりである。対して、CDは音質的にはかなり良いと思うが、質のいい映像が観られるDVDに対してのメリットは少ない。

個人的には、ヴァイオリン協奏曲は、近年の録音では五嶋みどりのものがお気に入りだということもあって、むしろピアノ三重奏曲やヴァイオリン・ソナタがより楽しめた。特にDVDでのピアノ三重奏曲では、三人の名手の阿吽の呼吸みたいなものがCDの音だけよりも感じることが出来て、DVDで音楽を観るのも良いなと思った1枚である。

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