ストラヴィンスキー ペトルーシュカ/C.デイヴィス、アムステルダム・コンセルトヘボウo.
これは、1978年発売のコリン・デイヴィス/アムステルダム・コンセルトヘボウ・オーケストラによるもので、当時、録音と演奏共に良い録音としてオーディオ・ファンにも有名であった。今聴くとやや派手さがなく地味な感じがしないでもない。しかし、音が有機的でシンフォニックに響く名演であることに変わりは無いと思う。
手持ちにLPが2枚あって、両方とも輸入盤だが、ジャケットは、どちらもオランダで印刷されたもので片方にImported from Europeがあるか無いかの違いだけで、実際には同じものだ。しかし、プレス国が違う。

クリックして拡大すればわかるように、左が英国プレス、右がオランダプレスのもの。マトリックスは全く同一であるから、英国プレスの方はメタル原盤とジャケットが英国に送られてプレスだけを英国で行なったもののようだ。
この2枚のLPは、いずれも国内盤の同じ音源のLPより音が良い。国内盤も同じように輸入メタル原盤からプレスしているはずなのに、音が良くないのである。そして、オランダ盤と英国盤との比較では英国盤の方がオーケストラの音色が濃く聴こえる。オランダ盤は音に独特の柔らかさがある。どちらもしなやかな音でスッキリ伸びた良い音だが、国内盤は高域・低域の両端が無くなってフッというような空気感みたいなものが再現されにくく、何となく音が詰まったような感じがする。そういうことで、20年以上前に国内盤は処分した。
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