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2009年6月15日 (月)

ブラームス 交響曲2番 / バルビローリ、ウィーンフィル

014 これは、ジョン・バルビローリがウィーンフィルを振ったブラームスの交響曲チクルスの中の1枚であり、バルビローリのブラームスの4曲の中で、私が一番気に入っているもの。

4曲の交響曲ともにウィーンフィルらしさを充分に出した演奏であるが、彫りの深さとか厳しさとか激しさみたいなものは希薄で、おっとりと歌わせるような感じであり、ブラームスの田園交響曲と言われている2番が一番曲想に沿った演奏で違和感が無い。

このLPは英国初版である。各駅停車に乗って京都まで行って、ベルリンフィルを振ったマーラーの9番のオリジナルLPhttp://musickp.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_d66f.htmlを買った時に、「これもどうですか?」と奨められて一緒に買い求めたものだ。当時の金銭感覚でも非常に高いと感じたが、何れのLPもコンディションが良く、愛聴盤になっているので無駄使いではなかったと思っているし、今、買おうと思えば3倍以上の値段が付いているはずなので、安かったと言えるのかもしれない。

このLPを入手するまで国内セラフィムLP盤で聴いていたが、このオリジナル盤の音質は恐ろしく違った。オーケストラの音色、音の鮮度、厚みが国内セラフィム盤は削げ取れてしまったように聴こえたくらい。一言で言うと国内盤は音がボケボケだったのだ。これを聴いてしまって、さらに外盤嗜好、オリジナル盤嗜好(高価なので思うようにはならないが)が強まった。アナログLPを良い音で聴きたければ、ハード機器だけを良くするだけではダメだ、ソフトもこだわって選んで買わなければ、という思いを新たにしたのである。

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