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2009年7月13日 (月)

マーラー 大地の歌/クレンペラー、ニュー・フィルハーモニア管、ブンダーリッヒ、ルートビッヒ

010 これは、1964年、1966年に録音されたマーラーの大地の歌の名演奏のオリジナル盤(英国初版)である。この録音の途中で、フィルハーモニア管は、ニュー・フィルハーモニア管と名前が変わったので、ジャケットには両方のオーケストラの名前がある。厳しい中に寂寥さを感じる、大地の歌の中でマイ・ベスト盤である。

009 こちらも英国盤であるが1970年代のプレスで、第3版のもの。オリジナル盤はFレンジが狭くぶ厚い音だが、こちらはFレンジが伸びスッキリした細身の音質である。この盤でも音質はかなり良い。それにしても、LP時代、クレンペラーは日本ではあまり人気が無く、廃盤になったものも多かったが、その理由は東芝EMIのLPレコードの音質が悪く、クレンペラーの素晴らしさが聴き手に充分に伝わらなかったからと思えてならない。この録音をLPで聴くなら、是非ともこのあたりの盤を手に入れて聴いてみて欲しい。

Scan10025 これは、現行発売されている輸入盤のCDである。EMIの復刻CDはあまり良いものが多くないが、ARTシリーズの輸入盤には良い復刻が多く、この盤も例外ではない。この録音はクレンペラーの統率の素晴らしさだけでなく、フリッツ・ブンダーリッヒ(テノール)とクリスタ・ルートヴィッヒ(メゾ・ソプラノ)の二人の歌唱の素晴らしさ抜きには語れない。特に、ブンダーリッヒはこの録音の2年後、階段からの落下という事故によって亡くなってしまうので、なおさら貴重な記録である。

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