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2009年7月 6日 (月)

ドヴォルザーク チェロ協奏曲/フルニエ、セル、ベルリンフィル

0011 これは、1960年代初めに録音されたピエール・フルニエ、ジョージ・セル、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による名演のLPで、西ドイツ初出盤である。このように、フルニエとセルの2枚の写真が入ったジャケットである。

盤はフラット盤(外周の無音溝から中央のレーベル部分までまっ平ら、後発のものは外周の無音溝と中央のレーベル部分だけが厚く音溝部分が少し薄くなり音溝を守るようになっているグルーヴ・ガード盤)だ。英国盤は1950年代半ば頃にフラット盤からグルーヴ・ガード盤に移行したが、ドイチェ・グラモフォンは1960年代初めまでフラット盤があった。

この演奏は、柔らかくしなやかで深みがあり、それでいて気品を備えたフルニエのチェロと、ジョージ・セルに徹底的に鍛えられた鋼鉄のような弦セクションをはじめとする鉄壁のオーケストラが渾然一体となって織り成す名演である。このオリジナル盤は、その柔と剛の対比がとてもよくわかる。

001 これは、同時に所有している再発盤のジャケット。現在発売されている復刻CDの国内盤のジャケットデザインは、この再発盤のジャケットが基調になっている。このジャケットに入ったドイツプレスでレーベル外周が花輪になっているものは、花輪のすぐ内側の著作権に関する注意がMade in Germany~と書いてある(1960年代後半頃のもの)が、1960年代前半の上記写真ジャケットのものは、ALLE~の文章で始まる。

再発盤と初出のフラット盤では音質が違う。帯域はフラット盤の方が狭いが、中域が厚く高域が硬くならず柔らかい音がして聴きやすい。

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