« ストラヴィンスキー 春の祭典/アバド、ロンドン交響楽団 | トップページ | ベートーベン、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲/ムローヴァ、ガーディナー »

2009年9月30日 (水)

ビバ・ロドリーゴ/村治佳織

Scan10023 これは、2007年のスペイン録音のもので、曲目はいずれもロドリーゴの作品のみで、「アランフェス協奏曲」、「ある宴のための協奏曲」、他で、ペレス&ガリシア交響楽団 というスペイン地元のオーケストラと共演されたもの。

アランフェス協奏曲は約8年ぶりの録音で、旧録音は日本ビクターだった。この新旧2枚のCDをききくらべると、8年という歳月は、彼女にとって大きかったと思わざるを得ない。ギターのテクニックの向上、演奏の余裕、いずれも新作が上回っている。本当に素晴らしいギタリストに成長したと思う。私のお気に入りのアランフェス協奏曲は、パコ・デ・ルシアが弾いた極めて個性的な演奏のものだが、これもなかなか良い。

いずれの作品の録音も、作曲者ロドリーゴと作品に対する敬愛が感じられる。スペインのオーケストラがかもし出すテイストの中に、誠実で温かみがありそれでいて確かな技術を伴うギターがある。

録音も良い。日本ビクターの旧作のアランフェス協奏曲は、XRCDで所有しているが、音の鮮度その他、新しい分だけドイツプレスの輸入盤の本盤の方が有利だと感じた。

|

« ストラヴィンスキー 春の祭典/アバド、ロンドン交響楽団 | トップページ | ベートーベン、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲/ムローヴァ、ガーディナー »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ストラヴィンスキー 春の祭典/アバド、ロンドン交響楽団 | トップページ | ベートーベン、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲/ムローヴァ、ガーディナー »