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2010年1月

2010年1月29日 (金)

モーツァルト オーボエ四重奏曲他/ホリガー、オルランド四重奏団

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これは、1984年にデジタル録音されたもののLPレコードで、ハインツ・ホリガーを中心になかなか良い演奏である。モーツァルトのオーボエ四重奏曲は、オーボエがことのほか引き立つ音楽であるので、ホリガーのオーボエを楽しむような聴き方も出来る。

音質はかなり良く、このオランダプレスのLPレコードをいまだ捨て去ることが出来ない。

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2010年1月26日 (火)

ヘンデル ヴァイオリンソナタ集/スーク、ルージイッチコヴァ

Scan10038 これは、DENONとチェコのスプラフォンの共同制作による1975年の録音の復刻CDである。もうすでにDENONはデジタル録音を行なっており、これもデジタルで録音されていた。

収録作品は、作品1の3、1の10、1の13、1の14、1の15の5曲となっており、先日ご紹介した、これより10年前のERATO録音より1曲多い。

演奏そのものは、ERATOのものと共通している。音質は、1960年代のERATOのものの方が柔らかく温かみ厚みがある音質なのに対し、この盤は少し薄くてスッキリした感じになっている。

いずれにせよ、2枚とも名演奏であると思う。

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2010年1月22日 (金)

ヘンデル ヴァイオリンソナタ集/スーク、ルージィチコヴァ

001 これは、1960年代に、フランス・エラートが録音したヘンデルのヴァイオリンソナタ集で、作品1の15、1の10、1の13、1の14の計4曲が入っている。

ヴァイオリンのヨゼフ・スークの芸風からいうと、バッハよりもヘンデルの方が適しているように思うし、実際、このLPレコードから聴ける音楽は素晴らしいし、クラヴサンを弾いているスザナ・ルージィチコヴァとの息もぴったりである。

音質も1960年代の録音として充分に良く、厚みがあって濃い音色で聴ける。この録音の約10年後にもDENONレーベルに同じコンビの組み合わせで録音し、それはLPやCDで発売されている。

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2010年1月19日 (火)

シューベルト 歌曲集/バーバラ・ボニー

Scan10037 これは、1990年代半ばに録音された、バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)によるシューベルトの歌曲集である。

久しぶりに聴いてみたが、非常に透明感があり繊細な表情が見えるような第一級の歌唱であり、素晴らしい。

録音がまた素晴らしく、ドイツプレスの輸入盤で聴くと、現在の優秀録音と比べても遜色なくホールの響きも自然だ。国内盤で¥1000で復刻発売されたが、初出の輸入盤と同じ音質なら超お買い得だと思う。

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2010年1月15日 (金)

ドニゼッティ マンメルモールのルチア/ハイダー、SWR交響楽団、グルベローヴァ、ブロス他

Scan10032 これは、NIGHTINGALE CLASSICS レーベルから出ていたもので、ドイツのバーデン・バーデンでの2002年のライヴ録音である。

ドイツのオーケストラによって演奏され、主役が東欧出身のグルベローヴァということもあり、イタリア的なテイストが感じられないけれど、50歳代とは思えないグルベローヴァの熱唱はとても素晴らしい。

NIGHTINGALE CLASSICS レーベルは、グルベローヴァのために創設されたレーベルで、彼女の録音しかない。グルベローヴァは、間違いなく20世紀の最後の20年間での最高のコロラチューラ・ソプラノであったことは疑いが無い。それは、この録音を聴いただけで納得できると思う。

このCDはライヴ録音であるが、音質は自然でかなりクオリティが高く、オーディオチェックにも使える。

ルチアといえばマリア・カラスのものがあまりにも有名であるが、この録音も21世紀初頭の録音として末永く聴かれるものになるかも知れない。

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2010年1月12日 (火)

レハール メリー・ウィドウ/ガーディナー、ウィーンフィル、スチューダー他

Scan10030 これは、ウィーンフィルが初めて録音したレハールのオペレッタ『メリー・ウィドウ』である。1994年発売。

いわゆる普通のオペレッタよりも古典的正統的オペラに近いアプローチであり、キャストも優れているし、ガーディナーの統率もいい。はちゃめちゃな楽しさの中に素晴らしい技術や音楽性が隠れ潜むような感じで、さすがウィーンフィルという感じがする。ちなみに、ウィーンフィルがオーケストラピットに入るウィーン国立歌劇場では、芸術性よりも大衆的な娯楽性の強い感じのあるオペレッタのなかでは、この『メリー・ウィドウ』とJ・シュトラウスの『こうもり』しか上演されない。

気になるのは、往年のシュワルツコップなどと比べてしまうからだろうが、ハンナ・グラヴァリ夫人役のシェリル・スチューダーのドイツ語と音程がやや不安な点である。バーバラ・ボニーのヴァランシエンヌは香気漂うような感じで、素晴らしいし、他のキャストも申し分ない。

ドイチェグラモフォン4Dレコーディングであるが、音質はこの当時としてはかなり良い方だと思う。オーディオ的に聴いても楽しめる。良いCDである。

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2010年1月 7日 (木)

J.S.バッハ ピアノ作品集/ヴェデルニコフ

Scan10027 これは、1994年にDENONが発売した、『アナトリー・ヴェデルニコフの芸術』シリーズの中の1枚で、バッハのピアノ作品が収められている。

イギリス組曲6番

7つのコラール前奏曲(ヴェデルニコフ編)

イタリア協奏曲

音源は1960年代~1970年ごろの旧ソビエト連邦の放送音源で、現在の水準から言えば音質は決して良いとはいえない。しかし、奏でられる音楽そのものは間違いなく超一級品であり、聴き手の心を打つ。

ヴェデルニコフは、リヒテルやギレリスに並ぶ名ピアニストであったが、政治的迫害を受け、国外での演奏を禁じられていたため、国際的に知られることの無かった人である。特にバッハに関しては素晴らしい演奏をする。このCDの演奏も素晴らしい。音質は気に入らないが、私の愛聴盤である。

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2010年1月 5日 (火)

シューマン 交響曲2番、マンフレッド序曲/シノーポリ、ウィーンフィル

001 これは、1984年に録音されたシノーポリ渾身の名演奏の西独プレスのLPレコードである。

情熱的で熱く、しかもそれでいて知的な部分を失っていない。シューマンの精神が分裂ぎみなのを見事に描き出している第二番、マンフレッド序曲も素晴らしい。

これを聴くといまさらながら、シノーポリの早逝が惜まれる。音質はこの当時のドイチェグラモフォンの中ではとても素晴らしい。長く後の世まで聴かれる演奏にふさわしいものだと思う。

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