ドニゼッティ マンメルモールのルチア/ハイダー、SWR交響楽団、グルベローヴァ、ブロス他
これは、NIGHTINGALE CLASSICS レーベルから出ていたもので、ドイツのバーデン・バーデンでの2002年のライヴ録音である。
ドイツのオーケストラによって演奏され、主役が東欧出身のグルベローヴァということもあり、イタリア的なテイストが感じられないけれど、50歳代とは思えないグルベローヴァの熱唱はとても素晴らしい。
NIGHTINGALE CLASSICS レーベルは、グルベローヴァのために創設されたレーベルで、彼女の録音しかない。グルベローヴァは、間違いなく20世紀の最後の20年間での最高のコロラチューラ・ソプラノであったことは疑いが無い。それは、この録音を聴いただけで納得できると思う。
このCDはライヴ録音であるが、音質は自然でかなりクオリティが高く、オーディオチェックにも使える。
ルチアといえばマリア・カラスのものがあまりにも有名であるが、この録音も21世紀初頭の録音として末永く聴かれるものになるかも知れない。
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