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2010年2月

2010年2月26日 (金)

ナタン・ミルシテイン/キャピトル、EMI録音集

Scan10038

これは2009年に発売された1950年代半ばから1960年代前半に録音されたナタン・ミルシティンの8枚組CDである。8枚組で¥4000を切る値段なので、1枚あたり¥500しない。そして、1枚あたりどれも70分以上入っている。超お買い得なセットだ。

細かな収録曲は、下記のHMVのサイトで見てもらえばわかる。http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3646423

ドヴォルザークとグラズノフのヴァイオリン協奏曲(1957年録音 モノラル)となっているが、これはステレオ録音であるので、誤表記である。

音質は、この時代の最近の復刻CDとしては悪くない。しかし、マスターテープの劣化に起因するノイズが混入するものもある。音が細い気がするが、古い録音のヴァイオリンの音をなるべく冴えるようにリマスターしてあることが原因だろう。

いずれにしても、この人の全盛期の記録が、手軽に聴けるのは有難いことである。バッハの無伴奏ソナタとパルティータ全曲は1970年代の録音の時よりバリバリ弾き、かなり異なる演奏で、甲乙付けがたい。

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2010年2月23日 (火)

ドヴォルザーク、グラズノフ ヴァイオリン協奏曲/ミルシティン、スタインバーグ、ピッツバーグ交響楽団

002これは、ステレオ初期録音のもので、オリジナルはCapitol から出ていた物だと思う。これは1966年に英国で再発売された、WORLD RECORD  CLUB盤である。カッティングとプレスは英EMIが行なっており、音質はかなり良好で、個人的にはわざわざあらためてオリジナル盤を探さなくても充分に楽しめる。

この2曲のうち特にグラズノフの方は、ハイフェッツのものよりも気に入っている。グラズノフのヴァイオリン協奏曲は、ミルシティンの師匠であるレオポルト・アウアーに献呈されたということもあり、ミルシティンのグラズノフへの思い入れはかなり強いのではないかと思われる。

ミルシティンの初期盤には高価なものが多い。とてもオリジナル盤で揃える気にはならない。そういうこともあり、8枚組で格安だったナタン・ミルシテイン/キャピトル、EMI録音集というCDを注文してみた。

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2010年2月19日 (金)

ブラームス ヴァイオリン協奏曲/ミルシティン、フィストゥラーリ、フィルハーモニア管

003これは、ナタン・ ミルシティンの1960年ごろの録音で、1970年ごろプレスされたドイツ盤のLPレコードである。手持ちのブラームスのヴァイオリン協奏曲のLPやCDのなかで一番好きな演奏なのがこれである。

ミルシティンには1970年代にも素晴らしい演奏のものがあるが、こちらはまだ若い時代のバリバリ弾く感じが残っている。再発の国内盤LPや現在発売されている復刻CDを聴いても、このLPを聴いたときのような感銘はない。

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2010年2月16日 (火)

I Dreamed A Dream/スーザン・ボイル

Scan10037

1ヶ月くらい前に、量販CD店のポイントが溜まったので何か買おうとCD屋さんに行ったが、クラシックのCDは買いたいものがない。通販のCD屋に比べて品揃えが少なく、ごく一般的なアイテムしかない。そこで、洋楽ポピュラーのコーナーで大量陳列してあったこのCDを買った。

この人、NHKの紅白歌合戦にも出演したので、日本でも有名になっちゃいました。50歳近いオバサンだが、歌は上手い。

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2010年2月12日 (金)

バッハ、クープラン、マレ オーボエ曲集/ホリガー、ジャコッテ、セルヴェラ

001これは、オランダプレスLPレコードで、1974年にホリガーらが録音したバロックのオーボエ曲集で、以下の曲が収録されている。

J.S.バッハのオーボエとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV1030(フルートとハープシコードのためのソナタの編曲である)

フランソワ・クープラン コンセール9番ホ長調「愛人の肖像」(コンセール集:趣味の融合から)

マラン・マレ 「スペインのフォリア」のクプレ

オーボエは艶やかに奏でられ、ハープシコードやヴィオラ・ダ・ガンバとの音の溶け合いが素晴らしい。

本LPは、再発盤であるが音質は良くとても楽しめる。

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2010年2月 9日 (火)

ヴィヴァルディ オーボエ協奏曲集/ホリガー、イ・ムジチ合奏団

002 これは、1975年から1981年に渡って録音されたハインツ・ホリガーとイ・ムジチ合奏団によるヴィヴァルディ オーボエ協奏曲集で、5枚組のLPレコードセットである。また、2つのオーボエ協奏曲ではモーリス・ブルーグが第二オーボエを、オーボエとバスーンのための協奏曲ではクラウス・トゥーネマンがバスーンを担当し、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲では、ピーナ・カルミレッリが独奏ヴァイオリンを担当している。

これだけ数多くのオーボエ協奏曲集であるが、どの曲もヴィヴァルディらしく楽しく美しく聴かせてくれる。オランダプレスのこのLPは録音も良く録音されて30年ほど経つが、古さを全く感じさせない。

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2010年2月 5日 (金)

モーツァルト、ハイドン オーボエ協奏曲/ホリガー

001これは、ホリガーのオーボエ独奏によるモーツァルトとハイドンの協奏曲で、モーツァルトはエド・デ・ワールト指揮 フィルハーモニア管によるもので1970年の録音、ハイドンは デヴィッド・ジンマン指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管によるもので1978年の録音のものが片面ずつに入っているフィリップス・グロリアレーベルの廉価盤である。ジャケ裏には日本語解説がある日本盤だが、盤もジャケットもオランダで製造されたもので、国内初出の日本プレスのLPレコードより音質がいい。特にハイドンの方はかなり高音質である。

演奏は、ホリガーらしい美しく繊細なオーボエの独奏が冴えて、この二つの古典派のギャラントでエレガントな曲にふさわしいものである。

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2010年2月 2日 (火)

ゼレンカ 6つのソナタ/ホリガー他

003

これは、ハインツ・ホリガーらが1970年代初めごろ録音したもので、ゼレンカが見直されるきっかけになったLPレコードである。

ハインツ・ホリガーは、単に現代のオーボエの名手というだけでなく、オーボエを独奏楽器として有名にしたこと、過去にうずもれていた曲を紹介したり、作曲の分野でも活躍するということで、ヴァイオリンのクライスラー、チェロのカザルスに匹敵するような人だ。

CDの時代になってこのゼレンカ 6つのソナタは再録音されたものがあるが、録音されて35年以上経った現在でも、このLPレコードの録音は価値を失っていないと思う。

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