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2010年3月 9日 (火)

チャイコフスキー 交響曲4,5,6番/ムラヴィンスキー、レニングラード響(SACD)

Scan10047これは、発売されたばかりの、SACD/CDハイブリッド盤である。ドイチェ・グラモフォンによる1960年録音のチャイコフスキー 交響曲4,5,6番/ムラヴィンスキー、レニングラード響のステレオ録音はこの曲の定番とも言えるものであるが、今までSACDでは発売されていなかった。

ユニバーサル・グループ傘下のドイチェ・グラモフォンは、SACDの発売は積極的でないので、オーディオメーカーのEsotericが企画してオーディオ・ショップで販売している。一般のCD屋では入手できない。

さて、肝腎な音質であるが、評価はCD層のみで従来のTHE ORIGINALSの復刻盤と比較してみた。

Scan10048このドイツ盤のTHE ORIGINALSの復刻盤だけ聴いておれば、1960年録音にしてはなかなかいい復刻であると思う。 しかし、SACD/CDハイブリッド盤と比較するとデティールが少しぼけた感じがあったりして鮮明さで劣る。Esotericが企画したハイブリッド盤全般に言えることだが、CD層を聴くだけでもSACD/CDハイブリッド盤の方が有利で、THE ORIGINALSの復刻盤よりも特にレンジが広く今までは聴き取れなかった音が入っているのである。当時の録音状態がかなり良かったのであろう、低弦のうなりや管楽器の響きがかなり生々しく感じられてとても50年前の録音とは思えない感じがする。

SACD層を高級なSACDプレーヤーで再生したならばどんな風に聴こえるのだろう。まだ聴いていないのでわからない。CD層もかなり音質は良いので元になったDSDマスターの状態はかなり良いのであろう。

尚、いずれの盤も2枚組で3曲を2枚に収めているので、SACD/CDハイブリッド盤は4番が、THE ORIGINALSの復刻CDでは5番が2枚に分かれて収録されている。SACD/CDハイブリッド盤だけでもオリジナルLPと同じように各曲1枚ずつにして分売できなかったのだろうか。

001これが手持ちのドイツプレスのLP。CDとSACD/CDハイブリッド盤を聴いた後、改めて LPで聴きなおしてみた。SACD/CDハイブリッド盤にはLPに入っていない超低音が入っているなど新鮮だったが、音がぶ厚く音色が濃いし弦の質感が最高で総合的にはLPが一番良く、楽しんで聴けるという点ではLPが圧倒的に勝る。やはりLPを手放す事は出来ない。

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