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2010年4月 9日 (金)

J.シュトラウス こうもり/クライバー、バイエルン国立歌劇場(LD)

001_2これは、1986年のライヴ映像のレーザーディスクで、現在はDVDで販売されているものだ。先のCDやLPの録音の10年後のものであり、配役が全く異なるが、舞台芸術として鑑賞するには、最初はやはり映像の方がいい。

この配役の中で、CDやLPの意図と全く異なるのが、オルロフスキー役だと思う。普通のテノールが歌うこともあるが本来この役はメゾソプラノがズボン役でやるものなので、この映像のほうがCDやLPよりも一般的だ。そして、この映像でのブリギッテ・ファスベンダーは素晴らしい。そもそも、CDやLPでのオペラ歌手でもないイワン・レブロフのカウンター・テノールによるオルロフスキーが異質で、どうしてもなじめない。その溜飲を下げてくれるのがこの映像である。

そういったこともあって、カルロス・クライバーの指揮は素晴らしいが、先にご紹介したCDやLPは、マイ・ベストの「こうもり」ではなく次点なのだ。マイベストの「こうもり」は、ウィリー・ボスコフスキーがウィーン交響楽団を指揮したEMI音源のもので、ニコライ・ゲッダのアイゼンシュタイン、アンネリーゼ・ローテンベルガーのロザリンデ、ブリギッテ・ファスベンダーのオルロフスキー、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウのファルケなどキャストも豪華で、極めてウィーン的な「こうもり」なのだが、不幸にして現役盤ではない。これもそのうちにご紹介しようと思う。

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