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2010年5月 7日 (金)

マーラー 交響曲 8番/ジンマン、チューリヒ・トーンハレ

Scan10053これは、発売されたばかりのマーラー 交響曲8番「千人の交響曲」のSACD/CDハイブリッド盤である。デヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の一連のマーラーの交響曲チクルスは、1枚残らず買っているが、この録音も期待したとおりの高音質である。

大編成でダイナミックレンジが広い音楽なので、録音の良さが大きくプラスに働くが、名盤といわれるショルティ盤やバーンスタイン/NPO盤と比べてしまうと、表現が淡白で食い足りない面も残る。しかし、各パートの音の混ざり合う様や響きは絶品で、この曲の知らなかった新たな魅力の一端を見たような、そんなディスクである。ジンマンの表現は必要以上に熱くならない。まるでスコアを現実の音に映し出す鏡のような感じがするような部分もあり、昔の名盤が良いのか、現代のこのようなマーラーが良いのかは聴き手個人にゆだねられる。私は、こういうマーラーも好きだ。

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