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2011年1月

2011年1月25日 (火)

ヴィヴァルディ 四季 ほか/カルミニョーラ、マルコン、ヴェニス・バロックo

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これは、1999年録音の古楽器によるヴィヴァルディの四季、ロカテッリのヴァイオリン協奏曲10番、11番のCDである。

演奏はフレッシュで切れ込みのあるフレージングが印象的なカルミニョーラが、その技巧の冴えもあり、数ある「四季」のCDの中でも、良い意味で個性がある好演となっているように思う。

もう、このCDも初出から10年が経過してしまった。

ところで、SONY CLASSICALは、1990年頃から、「テレフンケンのDas Alte Werk 」「セオン」「DHM」などの古楽レーベルのプロデューサーだったヴォルフ・エリクソンを起用してVIVARTEという古楽レーベルを作った。このCDもヴォルフ・エリクソンがプロデュースしているものだが、そのVIVARTEのCDを60枚セットにしたボックスが1枚あたり¥200切る格安で発売になった。中には、アンナー・ビルスマによるバッハ 無伴奏チェロ組曲やチェロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタなど今でも愛聴しているCDも含まれているので、早速買ってみた。順次印象を書いていこうと思う。

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2011年1月18日 (火)

マーラー 交響曲 10番 /ジンマン、チューリヒ トーンハレo.

Scan10016これは、昨年発売されたSACD/CDハイブリッド盤である。1番から順番に発売されてきたジンマン、チューリヒ・トーンハレ・交響楽団によるマーラーチクルスも佳境を迎えた。

相変わらず、音質はかなりいい。CD層を聴いても。しかし、今までジンマンのマーラーに対して好意を抱いていたが、この10番だけはちょっと引いてしまう。それは、10番が未完のまま作曲者が没し、後から残されたスケッチなどをもとに、別の作曲家によって補完され作られたもので、その中で私が良いと思っていたクック版ではなくカーペンター版だから、違和感があるという印象は拭いされない。

マーラーの10番の遺稿は、第一楽章だけが演奏可能なオーケストレーションが出来ていて、あとはスケッチだけという。版によってかなり曲の印象が変わってしまうのも、致し方なかろう。

10番は9番と兄弟のようにも思えるが、ちゃんと完成させた9番と比べられるものではない。

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2011年1月11日 (火)

バッハ ブランデンブルグ協奏曲/サヴァール、レ・コンセール・デ・ナシオン

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これは、昨年発売された2枚組のSACD/CDハイブリッド盤であるが、価格が¥2300程度と安かったので買ってみた。新録音ではなく1991年の録音の既発売のもののリニューアル盤で、ALIA VOXではHERITEGEシリーズとして発売されている。

Scan10014

これは、2000年ごろに発売された同じ音源のCD。ASTREEというレーベルから出ていたものである。

私は、SACDプレーヤーを持っていないので、SACD/CDハイブリッド盤の場合、CD層しか聴けないわけだが、この2枚の聴き比べをすると下のASTREE盤の方が音が良い。1991年の録音にしては音が鮮明でしなやか、ところが、上の盤は音のエッジがささくれて高域がチャラチャラしたように聴こえる。おそらく、音質を向上させようとして頑張ったのはSACD層のみで、CD層の音質はあまり考慮されていないのではないか?ALIA VOXのSACD/CDハイブリッド盤は全体的にそんな感じがするので、上の盤はSACDプレーヤーで聴きたいものだ。

ということで、旧盤を捨てる事ができない。

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