« ベルリオーズ 幻想交響曲/ミュンシュ、パリ管(SACD/CDハイブリッド盤) | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲8番、ブラームス交響曲3番/カラヤン、ウィーンフィル(SACD/CDハイブリッド盤) »

2011年4月 5日 (火)

ドヴォルザーク ヴァイオリン協奏曲、ラヴェル ツィガーヌ/パイネマン、マーク、チェコフィル

Scan10024これは、1960年代半ばに、ドイツの女流ヴァイオリニスト、エディット・パイネマンが唯一ドイチェ・グラモフォンに録音したものの復刻CDで、ドイツ本国でも日本でもユニバーサルミュージックからは正式発売されていない。タワーレコードがTOWER RECOADS VINTAGE COLLECTIONシリーズで2007年末に発売したもので、タワーレコードからしか買えない。特に、ラヴェルのツィガーヌは世界初CD化であり、貴重なCDであると思う。

ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲は、古今に沢山のLPレコードやCDが出ているが、この演奏をベストという人も居て、私もこの演奏がマイ・ベストであると断言する。ポルタメントやピツィカートを多用せず美しく自然に演奏され、スケールが大きくしかも高貴。ペーター・マーク、チェコフィルも力強く朗々と歌うところは歌い、スリリングかつ非常に聴いていて楽しいし何回聴いても飽きない。

音質も1960年代半ばの録音のものとしては秀逸で、下記のオリジナル盤と比べるようなことさえしなければ充分に満足できるし、オリジナル盤の音質的特徴をかなり保っている。こんな盤をたった¥1000でタワーレコードが出してくれたことを喜びたい。このブログを書いている時点で残り少ないらしいが、まだ入手可能なようである。

0321_131これがオリジナル盤。

西独ドイチェ・グラモフォン 139120SLPM

CDと違ってジャケットが大きいので、パイネマン女史のヴァイオリン演奏の写真は一層映えていて、ジャケットだけでも飾っておきたいくらい。

曲良し、演奏良し、音質良し、ジャケが美しく、文句をつけるところが無いレコード。最近では、このオリジナル盤は結構高いようだ。

2222ジャケットの裏側右下の写真だが、1960年代半ば頃までのドイチェ・グラモフォンのLPレコードのジャケットの右下には製造年月が印刷してある。11/65なので、この盤は完全初出盤。

3333_2LPレコードのレーベルは青花輪で、花輪のすぐ内側にある文章が、ALLE HERSTELLER-UND~で始まる。青花輪であっても、MADE IN GERMANY~で始まるものは、第2版である。

このLPを引っ張りだしてきたのは、これがエソテリックのSACD/CDハイブリッド盤で発売されたり、できたら高音質復刻重量盤LPが出て欲しいから。オリジナル盤を聴く限り、この時代のドイチェ・グラモフォンの音質としてはトップクラスの水準であり、オーディオ的にも復刻には意味があると思うのだが。でも、通常CDでさえなかなか復刻されなかったのだから無理だろう。オリジナル盤を大切にしながら聴かなければならない。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« ベルリオーズ 幻想交響曲/ミュンシュ、パリ管(SACD/CDハイブリッド盤) | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲8番、ブラームス交響曲3番/カラヤン、ウィーンフィル(SACD/CDハイブリッド盤) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ベルリオーズ 幻想交響曲/ミュンシュ、パリ管(SACD/CDハイブリッド盤) | トップページ | ドヴォルザーク 交響曲8番、ブラームス交響曲3番/カラヤン、ウィーンフィル(SACD/CDハイブリッド盤) »