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2011年6月14日 (火)

ハイドン 交響曲92番「オックスフォード」 104番「ロンドン」/マリナー、アカデミー室内O

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このLPレコードは、1977年にネヴィル・マリナーとアカデミー室内管弦楽団が録音したもので、膨大なハイドンの交響曲のうちでパリ交響曲集、ニックネームの付いている交響曲、ロンドンセットなど主要なものはほとんどフィリップスに録音されている。

マリナー/アカデミー室内管弦楽団のハイドンは、小編成のオーケストラを用い、非常にモダンで、しなやかでフレッシュ、切れ込がよくほど良い緊張感を持った佳演ぞろいである。私は、このようなスタイルも好きであるが、一般には人気がないのであろうか、このLPは中古で¥300で手に入れた。他のも中古で手に入れたものは、オランダプレスのオリジナル盤でもみな¥1000以下であった。

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1970年代のフィリップスのレーベルは、文字が銀色のものもあるが、このLPは1978年発売なので、この白文字のものがオリジナル。

このシリーズのジャケットは、同じ画家が描いた絵で、音楽のタイトルをモチーフにしたもので、コミカルなものもあり、ジャケットを集めるだけでも楽しい。

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冒頭のジャケットは、ドイツ語圏向けで、こちらは英語圏向けか?どちらもオランダで印刷されたもので、絵は同一だが曲のタイトル文字がドイツ語と英語で異なっている。

オーディオ的にも、オランダプレスの1970年代後半以降にプレスされたLPは素晴らしい音質のものが多いので、多くの方に聴いてほしいと思う。

アナログLPファンの中には、60年代後半以降のレコードはほとんどアナログで聴く意味は無いという人も居る。 これは、一つの見識である。1968年を境にLPレコードの音質は大きく変わる。カッティングシステムが大幅に変わり、真空管式からトランジスター式に変わったのも、この時で、レーベルも変更になった。レーベルもDECCA、EMIはロゴが小さくなった。昔の濃厚な音で聴きたいなら、1960年代以前のレコードの方がいい。

でも、装置によっては1970年代以降の再発盤の方が、やや音は細身になるがFレンジは広くスッキリと伸びきった音質で気持ちよく鳴る場合も多い。フィリップスやドイチェ・グラモフォンなどの再発盤をラインコンタクト針の付いたハイテクカートリッジで聴く再生音も、通常のCDにはない魅力がある音になる。フィリップスのLPレコードは、1960年代以前より1970年代終わりごろ以降のものに、魅力的なものが沢山存在する気がしている。このあたりの年代のLPは輸入盤でもかなり安い値段なので、国内盤でなく輸入盤をお勧めしたい。

「音楽あれこれ」の表紙に使われているハスキルのモーツァルトピアノ協奏曲のLPは、1980年代の盤の薄いオランダプレスの再発盤だが、左に載せた同じ音源の24BITリマスターの輸入CDよりも、私の装置では、より良い音質で楽しめる。

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