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2011年7月 2日 (土)

ヴェルディ アイーダ/ムーティ、ニュー・フィルハーモニア管、コヴェントガーデン

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これは、1974年にムーティがニュー・フィルハーモニア管とコヴェントガーデン王立歌劇場合唱団などと録音したヴェルディの「アイーダ」全曲盤のオリジナル盤。この録音が、ムーティの最初のオペラ全曲録音だった。キャストが凄い。アイーダ役のモンセラート・カバリエのソット・ヴォーチェの美しさと、ラダメス役の若きプラシド・ドミンゴの颯爽かつ豪快な歌が素晴らしいし、コッソットやカプッチルリも素晴らしく、声の競演という意味でも最高である上に、ムーティは壮大なオペラを雄大にドラマチックに音楽を展開しており、その才能には驚嘆する。これがまだ30歳代前半の指揮者によるものだとは・・。

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先日載せた「仮面舞踏会」と同じレーベルだが、こちらは4チャンネルではない。ステレオ録音時代の「アイーダ」は、DECCAのステレオ初期のカラヤン盤や1980年ごろに発売されたEMIのカラヤン盤、1980年代初め頃のドイチェグラモフォンのアバド盤とオリジナル盤同士で比較して、一番音質的に良いと思われるのは、このムーティ盤である。音質の良さはCDの復刻盤でもわかる。

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これは、現行の輸入盤のCDセットである。LPと同じように3枚組で、1枚は対訳や曲の説明などのデータの入ったCD-ROMが付属している。リマスターは2001年で、比較的新しいこともあって、この盤についてはEMIの復刻CDは音が悪いというのが当てはまらない。このCDセットは強力にお勧めする。

尚、このTHE HOME OF OPERAシリーズの音質については玉石混交である。一緒に買ったこのシリーズのカイルベルトの「魔弾の射手」の現行盤は、パソコン社会という現状に即してCD-ROMを付属させたのは良いけれど、昨年発売なのにもかかわらず、1985年の古いリマスターのままだったので、とってもガッカリした。

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コメント

こんばんは

このアイーダの録音は本当に素晴らしいと思います。
イエロースタンプになると価格も良心的なので集め
やすいのがいいですね。
CDは聴いていませんが、この空気感で満たされる
なら、きっと素晴らしいのでしょうね。

投稿: メタボパパ | 2011年7月 3日 (日) 00時32分

黄切手レーベルの時代のものは、国内盤のLPと英国盤LPの差を特に感じます。CDは、音質を落とさずにアナログからデジタルへの変換が難しいのでしょうね。
最近の技術を使って手間をかけてリマスターすれば、かなり良い物になるはずなのに、販売単価が安いので、手間をかける余裕がないというのが実情なのでしょう。だから、オリジナルLPに音質でかなわない事が多いのだと考えます。そのような中で、このアイーダの復刻CDはかなり出来がいいと思います。

投稿: 黄金のアンコール | 2011年7月 3日 (日) 08時56分

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