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2011年7月 5日 (火)

ブラームス 弦楽六重奏曲1番/アマデウスQ.他

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これは、1967年ごろに発売されたアマデウス弦楽四重奏団+ヴィオラ+チェロによるブラームスの弦楽六重奏曲1番のオリジナル盤。この当時のアマデウス弦楽四重奏団のドイチェグラモフォンのLPは、このような風景画がジャケットデザインになっているものが多い。一種独特な魅力があり、集めるのが楽しい。

この演奏は、6人それぞれが良く歌うように演奏し、どっしりとスケールが大きい重厚な感じがするもので、アナログLP時代の名演奏と呼ばれるにふさわしい。ブラームスは、4つの交響曲や2つのピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲やヴァイオリンとチェロによる二重協奏曲など大きな編成の曲に有名なものが多いが、室内楽曲も沢山書いている。その中でもこの弦楽六重奏曲1番は名曲中の名曲である。

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初期盤LPファンの中では、ドイチェグラモフォンの音質評価は分かれる場合が多い。実際に、きちんと鳴らすのが難しく装置の調整が不完全だと悲惨な音になりやすく、そのあたりが英DECCA盤とは違う。英DECCA盤はレコードプレーヤーの調整がある程度いい加減な状態でもそこそこ魅力的な音で鳴ってしまうが、ドイチェグラモフォンの初期盤はそうはいかない。

しかし、調整をきちんとして鳴った場合の音質は素晴らしく、英DECCA盤に負けない重厚な低音とドイツ的な彫りの深い魅力ある音質で鳴る。そんなわけで、英DECCA盤よりもドイチェグラモフォンのLPは、初期盤であっても英国盤ほど人気はなく手ごろな値段で買えるのがうれしい。この盤もそのような気難しさがあるのだが、CDで聴くのがつまらないほど音質は良い。長年の愛聴盤である。

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コメント

こんばんは

DGGの60年代録音は素晴らしいと思うし、本盤もいい録音だと思うのですが、70年代に入ると今ひとつだと思っています。

ところで質問なのですが、チューリップ盤で、MADE IN~になるのは何番からかご存知でしょうか?

投稿: メタボパパ | 2011年7月10日 (日) 21時57分

チューリップ盤でMADE IN~になるのは何番からかは、私も知りたいところです。
また、チューリップ(青花輪)レーベルが二線輪レーベルに変わったのは何番からかも知りたいです。
ブラームス 弦楽五重奏曲1番、2番/アマデウスQ.他の二線輪レーベルも、正確なところ、チューリップ(青花輪)が存在するのかどうかも知らないのです。実際に見た事がないので。
1970年代に入っても、ドイチェグラモフォンで音の良い盤は沢山あります。アッカルド/デュトワのパガニーニVn協奏曲集なんて、私が持っているドイチェグラモフォンのLPレコードの中で一番音質が良いかも知れません。
しかし、1970年代中ば以降のLPは、1950~60年代のLPとはFレンジの広さも音つくりが違いますし、装置を1950~60年代のLPレコードに適正化してしまうと返って新しい時代のものが上手く鳴らなくなる可能性があります。
初期盤屋さんの主人の中には希少な古い初版盤が一番音質が良いという人も居ますが、ラ・ヴォーチェ京都の御主人は、私に、再発盤の方が音がいいのはゴマンとあると言っていました。EMIやD.Gでも再発盤の方が音質の良い物は結構あります。
米RCA盤などは、1990年代に発売された復刻盤の方があきらかに音が良いのもありますから。
オリジナル盤と復刻盤
http://www.geocities.jp/asd2251sxl2001sax2251/hukkokuLP.htm

投稿: 黄金のアンコール | 2011年7月11日 (月) 09時49分

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