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2011年8月 5日 (金)

ファリャ 「はかなき人生」全曲/フリューベック・デ・ブルゴス、スペイン国立O.他

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1965年に録音されたオペラ全曲盤のLPの英国初版盤。指揮者、オーケストラ、合唱団、配役に至るまで全てスペイン人で構成されている。録音はマドリードで行なわれたが、合唱団は、わざわざサン・セバスチャンから招き、全盛期のビクトリア・ロス・アンヘルスをはじめとする歌手も最高の陣容で、カスタネットにルセロ・テナ、ギターにビクトル・モンヘなどフラメンコ畑の人を起用するなど、現在では考えられない気合の入れ方で作られたレコードだと思う。

サルー役のビクトリア・ロス・アンヘルスは、まさに絶唱という感じで、彼女のオペラ録音の中でも優れたものといわざるを得ない。ファリャは、スペインのクラシックの中で一番重要な作曲家であることは間違いなく、一番有名なオペラが「はかなき人生」で、白人の男と良い仲になったジプシー娘が裏切られて絶望死し、その弟が裏切った男を刺し殺してしまうという物語である。音楽はスペインの風情にあふれ、フラメンコ的な感じのする場面も少なくない。

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こちらは、CDのセットで、いまだに現行盤として入手できることに感謝したい。英国初版盤は、さすがオリジナル盤という音質で、厚みがあり鮮度も高く歌手の声などの音色は香気があると思うほどなのだが、復刻CDもかなり優れたリマスターだと思う。

この音源は、過去にこのブログで紹介したことがあるが、ホームページのほうにこの録音に参加していたカスタネット奏者のLUCERO・TENA(ルセロ・テナ)のコンテンツを作ったので、その記念に再度載せてみた。こちらも是非ご覧頂きたい。

http://www.geocities.jp/asd2251sxl2001sax2251/lucerotena.htm

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