« ドニゼッティ ランメルモールのルチア/セラフィン、スカラ座、カラス他 | トップページ | ブラームス 交響曲全集 /ケルテス、ウィーンフィル »

2011年8月16日 (火)

オルフ カルミナ・ブラーナ/ヨッフム、ベルリンドイツオペラ

Swscan00031

これは、カール・オルフの監修のもと、この曲を得意にしていたオイゲン・ヨッフムの2回目の録音のLPレコード。録音は1967年。

Swscan00032

重厚でダイナミックなコーラスや、ヤノヴィッツ、フィッシャー=ディスカウなどの独奏者も揃っていて、今でもこの曲のスタンダードな名盤だと思う。冒頭の『おお運命の女神よ!』を聴き出してすぐに、その音楽のリズム感、生命力に聴き手は屈する。もともとが、中世の世俗的な詩・歌集からとったもので庶民的で、覚えやすい単純なメロディー、活き活きとしたリズム感、緩急の変化があって、普段クラシックを聴かない人にも受け入れられやすい素地がある音楽だと思う。

音質は、彫りが深くて重厚な感じ。現行のCDもかなり良い復刻だと思うが、音の厚みやエネルギー感は、このアナログLPの方が上手だ。この時代のドイチェ・グラモフォンの音源には音質の良いものが多い。大きなレーベルだけに変な音のものもあるが、これは秀逸。

クラシック音楽をアナログLPで楽しむなら、このレーベルの音源がちゃんと鳴るようにしたい。尚、この続編である「カトゥーリ・カルミナ」を同じくヨッフムが1970年ごろ録音したものはさらに音が良い。ドイチェ・グラモフォンの音質が良くないという人は是非聴いてみると良いと思う。レーベルに関する印象が一変するだろう。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« ドニゼッティ ランメルモールのルチア/セラフィン、スカラ座、カラス他 | トップページ | ブラームス 交響曲全集 /ケルテス、ウィーンフィル »

音楽」カテゴリの記事

コメント

各曲の歌詞はラテン語(一部中世ドイツ語が混ざってる)で書かれてるので、なんて書いてあるのかわかんない。ましてや各曲のタイトルもそう。だからこれらに日本語訳が載せられてると大変ありがたい。だから『カリーナ・ブラーナ』は絶対に国内盤を買うべき。輸入版は日本語訳が付いてないのでチンプンカンプン。それと、この曲に関してみんなヨッフム盤の評判が高いが、それじゃあ、デュトワ盤を買ってしまった俺の立場はどーなるんだ!?べつにヨッフム盤でなくても著名な指揮者で著名なオーケストラの奴だったら何でもいいと思うけどな(もっとも、変な指揮者で変なオーケストラの奴なら多少気が引けてしまうが)。

投稿: 匿名 | 2014年4月11日 (金) 22時19分

カルミナ・ブラーナの詩は、ネット上で探せば訳が簡単に見つかります。たとえばこんなサイト。
http://carminaburana.web.fc2.com/

昔は、国内盤で楽曲の解説や歌詞の訳などの情報を得ましたが、今はそのような情報はWEB上に沢山あります。それなら、安い輸入盤を買うのが良いのでは。CDだと国内盤2枚の値段で輸入盤なら3枚買えます。音質も輸入盤の方が良いものが多いように思います。

ドイチェグラモフォン、EMI、DECCAなどのメジャーレーベルのアナログ時代の録音のものは、オリジナルに近いLPで聴くと、CDには無い良さを感じるものがあります。本盤もそういう1枚だと思っています。

投稿: 黄金のアンコール | 2014年4月12日 (土) 09時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ドニゼッティ ランメルモールのルチア/セラフィン、スカラ座、カラス他 | トップページ | ブラームス 交響曲全集 /ケルテス、ウィーンフィル »