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2011年9月 6日 (火)

バルトーク ヴァイオリン協奏曲2番/メニューイン、ドラティ、ニューフィルハーモニア管

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バルトークが1938年に作曲したヴァイオリン協奏曲2番を、メニューインは正規のスタジオ録音だけで4回も録音している。

ドラティ、ダラス交響楽団  1946年(RCA) 世界初録音

フルトヴェングラー、フィルハーモニア管 1953年(EMI)

ドラティ、ミネアポリス交響楽団 1957年(Mercury)

ドラティ、ニューフィルハーモニア管 1965年(EMI)本盤

これらの中で最も有名なのは、フルトヴェングラーが指揮したものだと思うが、ドラティとは実に3回も録音している。このLPレコードは、一番最後の録音でメニューインが49歳ごろのものである。

ブルーノ・ワルターはマーラーの使徒であったが、ライナーやドラティはバルトークの使徒のような指揮者であったし、メニューインも自らのレパートリーにバルトークを良く取り上げた。一例を挙げると、バルトークの「無伴奏ヴァイオリンソナタ」は、メニューインの委嘱によって書かれ、メニューインに献呈され初演もメニューインが行なっているように。

このヴァイオリン協奏曲2番は、オーケストラが良く歌うしメニューインのヴァイオリンも切れ味良く冴え渡る。この盤を聴いてはじめて、この曲の素晴らしさを知った。この曲はまさしく20世紀のヴァイオリン協奏曲の中で稀な名曲であると思う。また、メニューインというヴァイオリニストの凄さを思い知った。ヴァイオリニストとしては神童とさわがれたSP盤の頃と比べて魅力に乏しいなどとも言われるが、この盤を聴いてからはそのような巷の風評は信じなくなった。そして、フルトヴェングラーのよりも録音も含め全てにおいてこちらの方が優れていると思う。フルトヴェングラーのものは録音が古くていまいちだし、ヴァイオリンも総合的にみて魅力的だとは言いがたい。

このLPレコードは、もう10年以上前に安価で見つけた中古盤。英国プレスの第二版の盤でオリジナルではない。音質に対して定評のある1957年録音のMercury盤もCDで所有しているが、音質に関してこの英国EMIのLP盤は全くひけをとらないどころか、かなりの高音質盤で音の潤いや透明感ではこちらが勝る感じである。尚、余白には、ネル・ ゴトコフスキーと録音したバルトークの「44の無伴奏ヴァイオリンのデュオ」から、6曲が収められている。

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