« ベートーベン 交響曲4番/クライバー、バイエルン国立O. | トップページ | THE DECCA SOUND 6LP その2 レスピーギ ローマの祭り、ローマの松/マゼール、クリーヴランドO. »

2011年10月21日 (金)

THE DECCA SOUND 6LP  その1 ベートーベン、ブリテン ヴァイオリン協奏曲

Title0055

今月発売になった、THE DECCA SOUND 50CD BOXと同時に発売になったLP6枚組のボックスを買ってみた。180gLPの6枚組で¥8000ちょっとの価格なので、1枚あたり¥1400しない計算になる。内容は、アンセルメ/スイスロマンド管弦楽団によるファリャ「三角帽子」など、アナログ時代の名演奏、名録音のものが4枚とデジタル時代の音源が2枚。

まず最初に、そのうちの一番新しい2009年の録音である、ジャニーヌ・ヤンセンの「ベートーベンのヴァイオリン協奏曲」と「ブリテンのヴァイオリン協奏曲」をとりあげてみる。

Swscan00123

言うまでも無く、これはCDで発売された音源で、この2曲で合わせて70分を超える。それを、LP1枚に収めているのだ。40分くらいの「ベートーベンのヴァイオリン協奏曲」が一曲まるまる片面に収められている。これでは、良い音がするはずがない。音溝は細く詰め込まれ、特に内周部での音質劣化が甚だしい。しかしながら、バランスは良くスムーズな音で聴きにくいわけではない。プリエコーなどは皆無である。現代のLPレコードのあり方としては、CDを上回る音質がどうしても欲しいので、これは2枚セットにして、ベートーベンだけで1枚、ブリテンだけで1枚に収めて欲しかった。

演奏面では、ジャニーヌ・ヤンセンのビブラートは独特で、それがベートーベンの協奏曲において好みを分けそうである。私の場合には、ベートーベンは他の音源を聴く事になるだろう。しかし、ブリテンの協奏曲はLPで他に持っているものはないし、片面34分に収めてあるので、何とか許容できることと、P.ヤルヴィ/ロンドン響もキレのある素晴らしい演奏で付けていて、このめったに聴けない協奏曲が魅力的に聴ける。

ということで、この盤は、私的にはブリテンを聴くためのLPレコードとして価値のあるものになりそうだ。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« ベートーベン 交響曲4番/クライバー、バイエルン国立O. | トップページ | THE DECCA SOUND 6LP その2 レスピーギ ローマの祭り、ローマの松/マゼール、クリーヴランドO. »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ベートーベン 交響曲4番/クライバー、バイエルン国立O. | トップページ | THE DECCA SOUND 6LP その2 レスピーギ ローマの祭り、ローマの松/マゼール、クリーヴランドO. »