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2012年2月

2012年2月28日 (火)

カマロン・デ・ラ・イスラ/インテグラル(21枚組CD)

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今回ご紹介するのは、クラシックではなくフラメンコのCD。それも踊りやギターがメインではなく、歌(カンテ)である。

フラメンコは、フラメンコ・ギターや踊り(バイレ)などのジャンルがあるが、歌(カンテ)は、切ない歌が多い。このCDの歌手であるカマロン・デ・ラ・イスラは、その容姿からカディスのミック・ジャガーとも呼ばれたが、20世紀の天才フラメンコ歌手である。21枚のうち約半分は、ギターのパコ・デ・ルシアが伴奏し、トマティートというギタリストも。

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この21枚組のセットは、10年近く前に発売されたものの再発である。そのときは、パコ・デ・ルシア/インテグラルという27枚組と一緒に発売され、パコのだけ買ってこちらは買いそびれていた。今回、紙ジャケ仕様となりボックスがコンパクトになり価格も安くなったので手に入れてみた。

このCDを一通り聴くと、その天才性が良くわかる。ただ、惜しい事に、麻薬に手を染め、おまけにヘビー・スモーカーだったので、1992年にわずか42歳で亡くなってしまう。肺がんだったそうだ。このセットからは、彼の魂の叫びが聴こえる。とんでもなく凄いセットだと思う。

ユーチューブに彼の歌があったので貼り付けておく。伴奏はパコ・デ・ルシアである。

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2012年2月21日 (火)

アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー/コンプリート・デュオ・レコーディングス(13CD)

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これは、発売されたばかりの13枚組のボックスで、中身はオリジナル紙ジャケット仕様のもの。これを1組買えば、アルゲリッチ、クレーメルによるベートーベンのヴァイオリンソナタとアルゲリッチ、マイスキーによるベートーベンのチェロソナタはコンプリートで揃う。それえいて値段は¥4000程度と1枚あたり¥300ちょっとの値段。CDのプレスはドイツであるが、紙ジャケの印刷は荒い。

この手のボックスを買うと、必ず過去に単売されたものとダブるものが必ず出てくる。

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これは、その1例。まだ他にもあるのだけれど、何しろ値段が安いので許容できてしまう。

このボックスの演奏は、3人とも個性が強いので好みが別れると思うが、どれもスリリングな演奏で聴いていて楽しい。すべてデジタル録音になってからのものであり音質も満足できるもので、とてもお買い得なセットだと思う。強力にお勧めする。

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2012年2月14日 (火)

モンセラ・カバリエ / EMIレコーディング(4枚組CD)

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これは、モンセラ・カバリエのEMIへのレコーディングの4枚組CDセットで、4枚いずれも収録時間が70分を超えている。

カバリエの絶頂期だった1970年代の主要な録音はすべて収められており、私の好きなジュリーニの「ドン・カルロ」やムーティの「アイーダ」からも抜粋されてアリアが収められている。つまり、この人の出演するオペラ全曲盤の良いとこ取りをしているようで、4枚一気に聴いてしまった。

声の美しさ、特にソット・ヴォーチェでの美しさ、長いブレスと余裕のある声は他のソプラノ歌手には無い特徴であるが、その芸術を4枚のCDに凝縮しているようなセットである。

音質は、1970年代のアナログ録音の復刻CDとしては標準的なもの。カバリエのファンとしては、SONY MUSICから出ているRCA音源のカバリエ・オリジナル・ジャケット・コレクション(15枚組CD)とともに、是非そろえたいセットである。

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2012年2月 7日 (火)

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ/テツラフ

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これは、2005年録音のクリスチャン・テツラフによる2回目のバッハの無伴奏のCD。

シャープで研ぎ澄まされた切れのある演奏で、必要以上に感情に訴えることを自制したような辛口の演奏である。現役のヴァイオリン奏者ではバッハの無伴奏をここまで弾ける人は、あまり居ないのではないか。

録音は、残響が多い。ただ、この残響は非常に素直で、良い再生装置ならばヴァイオリンの透明感ある音色と綺麗な残響が相まって、かなり上質の再生が出来ると思う。直接音だけ聴きたいような人には受けないだろう。尚、私のディスクだけかもしれないが、パルティータ2番のシャコンヌの8分50秒前後のあたりにやや右側から大きなノイズがある。曲の盛り上がる部分なので、少し気になる。

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