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2012年5月 5日 (土)

ブラームス ヴァイオリン協奏曲/エリカ・モリーニ、ロジンスキー、ロンドンフィルハーモニー、

Swscan00420

これは、1956年録音のWestminsterレーベルのLPレコード。最近発売された復刻重量盤である。このオリジナルデザインのジャケットは、ナポレオン一世が2番目の妃に贈ったティアラの写真になっている。

Swscan00422

1956年の録音でしかも古い復刻盤なのでやや音がぼやけ気味だが、CDよりも高域がきつくならず聴きやすい。男性顔負けの雄大さとおっとりした感じの弾き方で、この個性は慣れるとすぐにエリカ・モリーニだとわかるくらいの個性がある。

また、カデンツァには、今日あまり弾かれることがないヘールマンのものが使用されている。このカデンツァの部分だけでも、今日のヴァイオリニストとは違う印象だ。ちなみに、良く使われるのはヨアヒムのものでクライスラーのものがたまにあるくらい。ミルシテインなどは自作のものを用いていた。

現代の演奏ばかりを聴いていて、たまにこれを聴くと、半世紀以上前の古きよき時代の個性的な演奏に驚くであろう。また、それでいて上手く聴かせてくれるので、私は、今聴いて逆に新鮮な感じも受けるのだが、人によっては古臭いだけのように感じられる場合もあろう。マイベストではないが、忘れ去られるのには惜しい演奏であることは間違いない。

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