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2013年1月 5日 (土)

マーラー 交響曲1番「巨人」 /ワルター、コロンビア交響楽団(Blu-Spec CD2)

Swscan00832
これは、先月発売されたばかりのBlu-Spec CD2によるワルターの定評ある名演奏の復刻盤。

この録音は、ワルターの残した録音の中でも音質の良いものの最右翼で、ワルターの死の前年のもの。ワルターは、マーラーの直弟子であり友人でもあった。また交響曲9番、「大地の歌」などはワルターが初演しているのを考えるに、様々な1番「巨人」を楽しむのに、この盤を抜きには考えられない。特に第三楽章が素晴らしい。LP時代では、収録時間の関係上、第三楽章がA面とB面にぶった切られていたので、まるまる1曲1枚のディスクで連続して聴けるのはCDの大きなメリットである。

Swscan00833

レーザー光が透過するポリカの透明度が増しているのと、記録ビットの成型がきちんとしていて、従来の通常CDと比べてジッターが半減しているという。

肝心な音質だが、通常CDにありがちな高域のささくれ立った感じがほとんど無い。非常に滑らかな高域である。また、現行のヨーロッパプレスの廉価ボックスの同一音源のものとくらべると、廉価ボックスのは、オーケストラの前後感がなく厚みが感じられないが、このBlu-Spec CD2盤は、弦が前で管楽器が後ろに居るのがちゃんとわかる。そして、中域がぶ厚く聴きやすい。廉価ボックスのは、低域が膨らみ高域はささくれ立ってにぎやかでヴァイオリンの音が変調された感じだが、Blu-Spec CD2はそれなりにヴァイオリンらしく聴こえる。

ただし、この音質差は通常のCDプレーヤーでわかるもので、いったんパソコンのハードディスクにリッピングしたものを再生する場合にはBlu-Spec CD2の恩恵にはあずかれない。Esoteric P-0のような優れたCDトランスポートのためにあるようなディスクだと思う。

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