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2013年1月 8日 (火)

ペテネーラの伝説/ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス

00841
これは、1989年に、DISC Fujimura から発売されたフラメンコの国内盤のLPレコードで、内容は1930年以前のSP盤の寄せ集めの復刻。フラメンコは、踊り、歌、ギターあるいはその複合などがあるけれど、これはカンテ・フラメンコ。カンテというのは、歌のこと。

ラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス(櫛の娘という意味である)は、20世紀最大のカンタオーラといわれている。カンタオーラとは女性フラメンコ歌手のことで、男性ならカンタオーレ。この人の活動時期は1910年代ごろから1950年代ごろまでであるから、若い頃の録音ということになる。

このLPでは、濱田滋郎氏がとても詳しい解説を載せ、歌の歌詞と対訳のカードも入っている。1930年以前というと、機械吹き込みから電気吹き込みの初期にあたり、正直言って音質はみすぼらしい。しかし、歌は活き活きとし情念を感じさせる一級の芸術である。この1枚で不世出の歌手の初期の録音を聴けるのにとても価値があると思う。

このLPレコードは、知人がブックオフで¥250で売られていたのを救出し、フラメンコ好きな私にくれたものだ。音は貧しいが音楽は良いので、デジタル化しCD-Rに焼いて繰り返し聴いている。尚、ペテネーラというのは、19世紀の伝説のカンタオーラが作ったとされるフラメンコの曲種で、悲愴で不吉だとされているので、演奏したがらない人もいる。

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