« ヴェルディ ルイーザ・ミラー/モッフォ、ベルゴンツィ、クレヴァ、RCAイタリアオペラ管他 | トップページ | コレッリ ヴァイオリンソナタ /寺神戸 亮 他 »

2013年3月 5日 (火)

バッハ シャコンヌ他 / ヒラリー・ハーン(Blu-spec CD2)

Bach

これは、ヒラリー・ハーンが17歳の時に録音した、バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ2、3番、ソナタ3番が収められたBlu-spec CD2の再発CD。メンデルスゾーン/ブラームスヴァイオリン協奏曲のBlu-spec CD2盤がとても良かったので、これも買ってみた。

録音は、1996-7年であるから、まだDSD録音ではなくハイビットサンプリング録音だと思う。しかし、DSDのロゴマークが付いているので、リマスタリングはDSDで行われたものだろう。

演奏については、多くを語らない。当時、様々な雑誌などのメディアで絶賛されたが、私にはあまり印象は良くなかった。テクニックは素晴らしいが、心が見えないような感じだったから。しかし、このBlu-spec CD2盤は細かい部分が良く聴こえるため、実際にはテクニック抜群なうえに暖かい血の通った人間が弾いているものだというのが良くわかる。そして、この演奏が若干17歳の少女によるものだということに、驚き、打ちのめされた。

従来盤とは受ける感銘が全く違ったのである。それは、メンデルスゾーン/ブラームスヴァイオリン協奏曲とは変わりない。ただ、その改善度は異なっていて、ヴァイオリンの音色は、メンデルスゾーン/ブラームスヴァイオリン協奏曲ほどの改善はない。でも、ちゃんとした装置で聴くのなら、Blu-spec CD2盤の方が圧倒的に良い。

そんなわけで、それほど好きではなかったヒラリー・ハーンだったが、2つのBlu-spec CD2盤の出現で、印象が全く変わってしまった。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« ヴェルディ ルイーザ・ミラー/モッフォ、ベルゴンツィ、クレヴァ、RCAイタリアオペラ管他 | トップページ | コレッリ ヴァイオリンソナタ /寺神戸 亮 他 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しく拝読しております。
質問なんですが、このコラムでは言及されていませんが、従来盤というのは以前メンデルスゾーンのコラムでは言及されてたのと同じでアメリカ製でしょうか?
自分はバッハもブラームスもメンデルスゾーンも全てオーストリア製で持ってるんですが、それでもブルースペック2に買い換える価値がありますかね。
バッハ以外はSACDがあるのですが既に廃盤で現行出回ってるのはかなりのプレミアが付いているので手が出ません。
ということでブルースペック2を買おうかどうか迷っています。

投稿: 土井 | 2013年3月14日 (木) 12時41分

SACDのクオリティを求めるとなると微妙ですね。ですが、オーストリア盤のCDとなら、確実に音質の向上は感じられると思います。

従来盤(米国初出盤)との比較では、Blu-spec CD2盤は荒さがとれてしなやかさの有る音質にはなっています。米国初出盤は音が荒いんだというのに気づかされます。だから従来盤だと人間でなくサイボーグが弾いていたような感じだったのが、ちゃんと人間が弾いている温かみを感じられます。

また、Blu-spec CD2盤は2~3dBくらい音が小さく聴こえます。音量を同じにしないと、Blu-spec CD2盤は装置によっては、彫が浅くややのっぺりした感じに聴こえるかもしれません。

投稿: 黄金のアンコール | 2013年3月14日 (木) 13時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ヴェルディ ルイーザ・ミラー/モッフォ、ベルゴンツィ、クレヴァ、RCAイタリアオペラ管他 | トップページ | コレッリ ヴァイオリンソナタ /寺神戸 亮 他 »