« トスティ 歌曲集 / カレーラス、ミュラー、イギリス室内管 | トップページ | ヤング ジャンゴ /ステファン・グラッペリ »

2013年5月24日 (金)

ハイドン 交響曲94番《驚愕》、101番《時計》/モントゥー、ウィーンフィル

Swscan01017

このLPレコードは、フランスの指揮者ピエール・モントゥー(1875~1964)の晩年の録音で、ウィーンフィルとのものの1枚である。

モントゥーは、どっしりとした造形美の中にフランスの指揮者らしくエレガントでちゃめっ気があるような演奏をしていてとても素晴らしい。

録音時、各楽章は通しで演奏され、現代の録音では当たり前の途中での細かい修正や編集などは行われていないそうである。それがまた、音楽を活き活きとさせている原因のひとつではないかと思う。それでいて、演奏に傷が無いのだ。

この録音は、モントゥーがRCAと契約していて、DECCAとのバーター契約によりDECCAと契約していたウィーンフィルとの録音がなされた。録音はウィーンに駐在していたDECCAの録音チームによって行なわれた。

つまり、このLPレコードはRCAから発売されたが、実質的に英DECCAのクオリティを持つ。そのようなわけで、オリジナル盤は米RCA LSC-2394だが、英国初出のDECCAプレスであるSB-2111の方を大事に持っている。

Swscan01019

米国RCAなら蓄音機のラッパを覗いている犬のマークがあるはずだが、英国ではEMIのマークであるので、犬のマークはない。

1970年代半ばになって、版権がRCAからDECCAに移った。そのため日本でも当時DECCA/LONDONの国内発売権を持っていたキングレコードからLONDONレーベルで再発盤が出た。

Swscan01018

この盤が実は、初めて買った驚愕、時計のLPレコードで、当時¥1500位だったと思う。国内でカットされたもので、輸入メタル原盤を使ったものではない。

現時点で、この2枚のLPレコードを聴き比べてみると、国内盤のLONDON盤もかなり音質が良いことがわかる。廉価盤であることもあって、中古盤屋では、場合によっては¥100~¥300くらいの箱に入っていることもある。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

|

« トスティ 歌曲集 / カレーラス、ミュラー、イギリス室内管 | トップページ | ヤング ジャンゴ /ステファン・グラッペリ »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« トスティ 歌曲集 / カレーラス、ミュラー、イギリス室内管 | トップページ | ヤング ジャンゴ /ステファン・グラッペリ »