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2013年5月 2日 (木)

ウォルトン 歌劇「熊」全曲 / ロックハート、イギリス室内管弦楽団他

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先日の月曜日は祭日でお休みだったので、地元の町の中古レコード屋さんを覗いてみた。この中古屋さんは、クラシックのLPレコードは原則買取しない。以前、断られたことがある。

しかし、普通にジャズ、ロック、ポピュラー、歌謡曲などのLPレコードは大事に棚に置かれていた。クラシックのLPレコードの在庫はまだあって、床に段ボール箱が置いてあって、そこに無造作に入れられていた。在庫処分なのだろう。ろくなものは無いだろうなと思いながら見ていくと、東京でも100円のエサ箱に当たり前に入っている国内盤に混じって、こんなLPレコードがあった。

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レコード盤を検盤して驚いた。これは英国EMIの初版盤である。クレンペラーの「マーラー 大地の歌」などのオリジナル盤と同じレーベルデザインだ。

ウォルトンは、オペラを2曲書いているが、そのうちの1つが「熊」である。ロシアのチェーホフの笑劇を原作にしたもので、1960年代に作曲されたものとしては、わかりやすく、しかも面白く聴けるオペラだ。このLPレコード、525円。初期盤屋さんでは、売れる物しか仕入れないから、探してくれと頼まない限り手に入れることは難しいし、もちろんこんな値段では買えない。

このLPレコードのジャケットの右上の犬マークは、買った時には黒マジックインキで塗りつぶされていた。アルコールで丁寧に拭いたらこのように綺麗に落ちたのだ。おそらく、この盤は1970年はじめ頃に新品で輸入されたもの。それを持ち主が私が買った中古屋さんに引き取ってもらったものだろう。こんなマイナーなオペラの演目のLPレコードをオリジナル盤で持っていた人が、この町に居たことが凄い事だと思っている。

時々あるのだ。こういうものが、大都会でない地方の普通の中古屋さんにあることが。欲しい人には宝物でも、この曲に興味が無ければただのゴミだが、このLPレコードはゴミでは済まされない。音質も、この当時のEMIのオリジナル盤らしく声が濃く聴こえ非常に良い。

作曲家ウォルトンについてはこちらが参考になる。

http://www1.tcat.ne.jp/eden/FC/walton.htm

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