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2013年7月19日 (金)

ケルテス・コンダクツ・コダーイ(180g復刻重量盤)

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これは、イシュトヴァン・ケルテスがロンドン交響楽団を振って1964年に録音されたもの。

上はオリジナル盤のジャケットデザインの1990年代半ばごろの復刻盤で、下はキングレコードから1992年に発売されたスーパーアナログディスク。この音源は、現在でもCDで入手できるが、CDだと音の古さが目立ってしまって、私的には楽しめない。

A面:組曲 『ハーリ・ヤーノシュ』

B面:ガランタ舞曲 

   「ハーリ・ヤーノシュ」より2つの舞曲 私は貧しい・二匹のにわとり

オルガ・セーニィ(ソプラノ) ジョン・リーチ(ツィンバロン)

高音質を謳い文句にしたスーパー・アナログディスクであるが、後から発売されたドイツプレスの復刻盤の方が、音の鮮度が保たれていて気持ちよく聴けるので、スーパー・アナログディスクの方は、いずれ処分される。

ゾルタン・コダーイは、ベラ・バルトークと共に、20世紀ハンガリーの偉大な作曲家である。その代表作品と言えるものを、同じハンガリー出身の指揮者が振っているので、ハンガリーの民族性みたいなものは、イギリスのオーケストラからも感じられる。ハーリ・ヤーノシュは元はオペラとして作曲されたものを、組曲としたものがA面に、B面の最後にはオペラのアリアから2曲が収められている。ユーモラスで時としてダイナミックな音楽である。ガランタ舞曲は、ジプシーの音楽を彷彿させるような、民族性豊かな曲。

これ1枚だけで、ケルテスの音楽はいつまでも残ると思う。ケルテスは1973年に演奏旅行中にイスラエルのテルアビブの海岸で遊泳中に高波にさらわれ溺死した。彼が生きていれば、と思うクラシック音楽ファンは多かろう。ハイティンク、クライバー、小澤、アバド、などと世代は重なり、様々な名演奏が残された可能性がある。ハンガリー出身の名指揮者は多い。フリッツ・ライナー、ジョージ・セル、アンタル・ドラティ、ゲオルク・ショルティ、フェレンツ・フリッチャイなど。ケルテスはこれらの先輩と共通した資質を感じる。

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