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2013年7月 5日 (金)

ベートーヴェン 交響曲 4番 / ボッセ、神戸室内管弦楽団(180gアナログLP)

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これは、先月発売されたばかりのゲルハルト・ボッセ指揮、神戸室内管弦楽団によるベートーヴェン 交響曲4番。2007年のライヴ録音だ。ボッセ/神戸室内管弦楽団のものでは、すでにメンデルスゾーン 交響曲3番「スコットランド」のLPレコードがあり、すこぶる良い演奏でしかも良い音で聴けるので、このLPも買ってみた。

尚、この2枚のLPを1枚に収めたCDも発売されているし、e-onkyo musicで、44.1kHz/24bitのハイレゾ配信もされている。

ベートーヴェンの交響曲4番は、3番「エロイカ」、5番「運命」と比べて有名ではないし、少し短い曲だが、名作であることは間違いない。このLPレコード、演奏時間は32分32秒で、B面の第三楽章と第四楽章は合わせて12分半しかない。非常に贅沢なカッティングがなされていて、音質は非常に良い。音楽の基音となる中域が厚く重心が低い重厚な感じは、おそらくCDでは希薄になるだろう。

演奏は、躍動感があり、細かいところまで神経が行き届いたしなやかな美しいものだ。編成の小さいオーケストラでの不利を感じさせない。シューマンは、ベートーヴェンの第四交響曲を「北欧神話の2人の巨人にはさまれた(優美な)ギリシアの乙女」と言ったそうだが、ボッセ/神戸室内管弦楽団の演奏は優美で美しい叙情性を感じさせる。21世紀になって発売された貴重なLPレコードであるので、これも私の一生の宝物になるだろう。

一通り聴くにしたがって、テンポ感は異なるが、アクセントの付け方などが、私の愛聴しているコンヴィチュニー/ライプチッヒ・ゲヴァントハウスによる1961年の録音のものと同質な感じを受けたので、このLPを聴いたあと、コンヴィチュニー/ライプチッヒ・ゲヴァントハウスのものを聴いてみた。

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おそらく、コンヴィチュニーのLPの演奏では、ボッセはゲヴァントハウスのコンサートマスターとして演奏していただろう。テンポはボッセ/神戸室内管弦楽団の方がきびきびとして早くモダンだ。コンヴィチュニーの方は遅めのテンポでより重いのだが、音楽の骨格や響かせ方みたいな部分はやっぱり似ている。

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コメント

聴いていただきうれしいです。取次店には結構早く発送してるのですが、途中経路が複雑なのか皆さんのところへ届くのは大分遅れてしまうみたいですね。

投稿: ヨシザワ | 2013年7月 6日 (土) 09時41分

ボッセさんの、まだ他にも良い演奏の録音が残っていましたら、是非、リリースをお願いします。

こういう演奏を生で聴かれた方々がうらやましい。

投稿: 黄金のアンコール | 2013年7月 6日 (土) 10時20分

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