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2013年9月 6日 (金)

フルート・キング / エマニュエル・パユ

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これは、2011年に録音され発売された、エマニュエル・パユのフルートによる2枚組のCDセット。2012年は18世紀プロイセンの王様であったフリードリッヒ2世の生誕300年で、これを記念してフリードリッヒ2世にちなんだ曲を集めたものだ。

私の知っているフリードリッヒ2世のエピソードは、以下のもの。

フルートの名手だった。それは、貴族の教養、たしなみの域を越えていた。また自身で作曲した曲も残っている。

大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハがお抱えの楽長だった。そのため、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハにはフルートのための名曲が多くある。

ヨハン・セバスチャン・バッハが書いた「音楽の捧げもの」は、フリードリッヒ2世を拝謁したおり、大王から与えられたテーマを元に完成させたもので、フリードリッヒ2世に捧げられた。

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この絵はレコードやCDのジャケットで良くみかけるものだが、このCDセットの中のリブレット中のもの。フルートを吹いているのはフリードリッヒ2世で、その隣でチェンバロを弾いているのはカール・フィリップ・エマニュエル・バッハである。

このCDセットは48ページのカラーのブックレットが付いたハードカバーのデジパック版で、エマニュエル・パユが大王に扮したコスプレ写真がジャケットになっているなど、とてもお金がかかっている。2枚のCDは、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ、フリードリッヒ2世、彼の妹のアンナ・マリア、ヨハン・セバスチャン・バッハらのフルート作品が収められている。

音質はとても良く、オーディオファンも満足できる水準。エマニュエル・パユのフルートは冴え渡り、トレヴァー・ピノックらのバックも美しく盛り立てる。

何で今頃になってこのセットが登場したのかというと、つい最近、このCDセットが、わずか1170円ほどで売られていたから。クリスマスが終わって余ったケーキのセールみたいなものだろうか。このようなCDは記念の年のうちに売らなければ、話題的にミスマッチになってしまう。でも音楽的内容は良く、買って良かったと思うCDセットであった。

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