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2013年10月22日 (火)

マーラー全集 / ブーレーズ (14CD)

Swscan01270

これは、発売されたばかりのピエール・ブーレーズが指揮したマーラー全集。14枚組で交響曲だけでなく、「不思議な子供の角笛」、「さすらう若者の歌」などのオーケストラ伴奏の歌曲集も含んでいる。

Swscan01271

録音は1994年から2010年までで、比較的新しいこともあり例外なく音質は良い。オーケストラは、ウィーンフィル、シカゴ交響楽団、クリーブランド交響楽団、シュターツカペレベルリンなど、曲によって異なっている。順番に聴いていくと、オーケストラの音色の違いがそのまま出てくるようであるが、しかし、ブーレーズのスコアをそのまま音楽にするような姿勢は一貫している。

実はこのシリーズ、バラで発売された当時は買わなかった。マーラーの交響曲は、手持ちに沢山あるし、ブーレーズの音楽的解釈に疑問があって、バルトークやストラヴィンスキーなどの現代音楽は素晴らしいものの、マーラーのようなロマン派の音楽は合わないのではないかと思っていたからだ。このセットを聴いてそれは間違いだったと思い知った。

バーンスタインのように情熱的に聴かせるわけでもないのだが、オーケストラの能力を最大限に発揮させ、スコアを音楽にすることでマーラーの音楽を鏡に映し出すようなブーレーズの姿勢は、聴いていて感動を呼ぶ。このセットが1枚あたり¥500を切る値段で買えるのは有り難かった。

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